【MLB左の強打者】筋肉増強剤スキャンダルから這い上がったジェイソン・ジアンビ選手(44歳)が現役引退

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 ジアンビは通算20年で2260試合に出場。打率2割7分7厘、440本塁打、1441打点の成績を残した。アスレチックス時代の2000年にはア・リーグの最優秀選手(MVP)に輝いたが、04年に連邦大陪審で筋肉増強剤使用を認める証言をしたと米メディアに報じられ、反響を呼んだ。

(引用:http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20150217-1435513.html

 

■ジェイソン・ジアンビ

国籍:アメリカ合衆国

出身地: カリフォルニア州ウェストコビーナ

生年月日 1971年1月8日(44歳)

身長:190 cm

体重 113 kg

右投左打

ポジション 一塁手、指名打者

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/ジェイソン・ジアンビ

 

ジアンビ選手と言えば、アスレチックス時代に大活躍し一流選手の仲間入りをしたあとの、

ヤンキース時代に起こった筋肉増強剤スキャンダルではないでしょうか。

 

■2004年筋肉増強剤のスキャンダル

2004年は不振に陥り、シーズン中盤には9年ぶりにマイナーへ降格した。9月14日にメジャーに復帰したが、復帰後も打率.121と低迷。ポストシーズンはロースターから外れた。

同年オフにはバリー・ボンズの専属トレーナーが、運動能力向上薬物を提供していたとされるバルコ・スキャンダルに関連してジアンビ本人も連邦大陪審で証言し、アナボリックステロイドの使用を認めていた事が明らかになった。ヤンキースは契約違反としてジアンビを解雇しようとしたが、法律上不可能だった。

 

■2005年調子を落とすも打撃成績を回復させる

 薬物の使用歴を明らかにして迎えた2005年シーズンは、前半を打率1割台、ホームラン1桁台と低迷したまま折り返したが、後半からは復調。

7月にはミッキー・マントル(1961年7月)に並ぶ球団最多の月間14本塁打を記録し、7月31日には通算300本塁打を達成した。最終的に32本の本塁打を放ち、アメリカンリーグの最高出塁率(.440)を記録、カムバック賞を受賞した。

 

■2006年MLBに3度の薬物違反で永久追放となるルールが設定される

また、2006年シーズン前に改正された3度の違反で永久追放となるMLBのステロイドやアンフェタミンの検査プログラムについても「感謝している」と語った

 

2008年にヤンキースを離れ、

アスレチックス復帰 → ロッキーズ → インディアンスとチームを渡り歩きます。

加齢や酷使に伴うケガやマイナー生活などからも何度も這い上がり現役を続けて迎えた2013年。

すでに42歳となっていたジアンビは9月8日に、通算2000本安打を達成。

そして9月26日に自身が持つMLB史上最高齢記録を更新するサヨナラ本塁打(記録42歳)を放ち伝説を作りました。

 その時の映像を見つけたのでご紹介します。

 

■Giambi belts mammoth walk-off homer in ninth(9/26/2013)

この熱狂とチームメイトやファンの嬉しそうな表情はたまりませんね。

44歳となり最後は昔のように打てなくなり引退表明となるのですが、

筋肉増強剤の騒動で過ちを認めてから約10年メジャーの舞台で活躍し続けた実力は本物だったと言えるのではないでしょうか。

沢山の熱狂を生み出してきた左の強打者ジアンビ、現役生活お疲れ様でした。

 

(文・編集部)

 

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