【動画あり】2014年に話題となったスポーツ界の珍事件BEST5!レア中断~不可解連発まで

001240 - 【動画あり】2014年に話題となったスポーツ界の珍事件BEST5!レア中断~不可解連発まで

 2015年になってからはや2ヶ月が過ぎた。

サッカー日本代表のまさかのアジアカップ敗退や、テニスの錦織圭選手が自身初の世界ランキング4位になるなど、早くもスポーツ界には多くのニュースがもたらされているが、ここでは昨年である2014年にスポーツ界で起こった珍事件の中から、選りすぐりの5つを紹介したい。

 

■5位:【レア中断】相撲でまさかのもろだし寸前事件

(YouTube:大相撲 佐田の富士 対 時天空 あわや・・・

 2014年の初場所4日目となる1月15日に行われた西前頭13枚目の時天空と東前頭10枚目の佐田の富士の取り組みの最中、佐田の富士のまわしが緩み、あわやもろだしという事態に。

行司を勤めていた木村晃之助氏が両者を止めて締め直したものの、勝負再開直後にまた外れ中断。

まわしを締め直すのに手間取ったため、控えにいた力士の力を借りる事も検討したが、最終的には木村氏が締め直すことに成功し、再開した。取り組み自体は、時天空が寄り切りで勝利した。

なお、戦後意向でもろだしとなって勝敗が決した取り組みは2000年5月13日の三段目の取組、朝ノ霧-千代白鵬の一番で朝ノ霧が敗北した一番だけとなっている(決まり手は不浄負け)。

 

■4位:【可哀想で】アマチュア格闘技で相手を戦意喪失にしたあと自らタップ事件

 (YouTube:Winner Taps Out In Amateur MMA Fight)

 アメリカのケーブルテレビ、AXS TVが5月21日に放送したアマチュアの総合格闘技の試合で、マイク・パタンゴという選手が相手のジェレミー・ラスナー選手を打撃で圧倒。

しかし、相手の選手が戦意を失ったと見るや、なんと自らタップし、勝ちを譲ったのだ。

本人は「対戦相手があまりに可哀想で、自ら負ける事にした」と話し、これはあくまでアマチュアの試合で、勝っても負けても金を貰えるわけでもないし、相手を倒す意味がないと感じたと声明を発表。

その姿勢に称賛が集まる事となった。

 

■3位:【謎体験】ソチ五輪の選手村で閉じ込められまくった不運な米国選手事件

 (YouTube :Olympian Bobsledder Johnny Quinn Gets Stuck Again )

 ソチ五輪の選手村で、米国のボブスレー代表のジョニー・クイン選手が、なんと2度も密室に閉じ込められるという不運な事態に陥った。

まず五輪開催期間中である2月8日に、選手村の浴室に閉じ込められた彼は、183㎝、100㎏の巨体を活かし力ずくでドアを破壊して自力で脱出。

この際にSNSのTwitterで壊したドアの写真と共に「ボブスレーを押す練習を活かした」と投稿し、大きな反響を呼んだ。

しかし、さらにその2日後である2月10日に、今度はなんと選手村のエレベーターの中にチームメイトと一緒に閉じ込められてしまう事態となった。

こちらでも、同じくTwitterで力ずくでドアを開けようとする自身の写真を投稿し、その後脱出に成功したものの、その方法については明言を避け、謎のままとなっている。

 

■2位:【酷すぎる】スイスのゴールキーパーが尿を飲まされた衝撃事件

 ( YouTube :Pissed off: Swiss goalkeeper furious after opposing fans urinate in his water bottle )

 9月23日に行われたスイスの4部リーグの試合で、FCムリに所属するゴールキーパー、レト・フェルダーが試合中に、相手チーム(バーデン)サポーターの尿を飲まされるというトンデモ珍事が発生。

対戦相手のバーデンのサポーターが、試合後半の途中にフェンスを乗り越えると、レト・フェルダーに気付かれずに彼の給水ボトルを持ち出し、中に自分の尿を入れたとされている。

この試合では他にも、バーデンのサポーターが酷すぎる内容を叫んでいたことが明らかになっており、被害者であるレト・フェルダーは「もし次に何かしたら、そいつをノックアウトしてやる」と怒りを露わにしていたという。

 

■1位:【不可解連発】仁川アジア大会でのメダル受け取り拒否事件

 (YouTube:Fixed Boxing Match at the 2014 Asian Games S. Korea vs India

【10月2日 AFP】第17回アジア競技大会(17th Asian Games、Asiad)、女子ボクシングのライト級で3位に入ったインドのサリタ・デビ(Sarita Devi)が1日、審判の判定基準に異議を唱え、銅メダルの受け取りを拒否した。

(引用:女子ボクシングでインドの選手がメダル受け取りを拒否、アジア大会

 9月から10月にかけて行われた仁川アジア競技大会では、施設を含めた環境の劣悪さが問題視されたが、あわせて判定や状況が不可解な試合が多い事が取り沙汰された。

明らかに優勢だった韓国の対戦国の選手が判定負けしたとされるボクシングの試合が男子バンダム級(韓国対モンゴル)、男子ライトフライ級(韓国対フィリピン)、女子ライト級(韓国対インド)の合計3試合存在し、レスリング(韓国対イラン)とフェンシング(韓国対日本)でも不可解な判定により試合が継続し、その結果逆転負けしたとされる試合がそれぞれ存在する。

さらに、タイとのサッカーの試合では、かなり微妙な判定でペナルティーキックをタイ側が取られたとファンが非難。

こうした判定以外にも、男子バドミントンの韓国対日本、女子バドミントンの韓国対中国の試合においても対戦相手に不利となる向かい風や追い風が吹いたとされており、最終的には撤回されたものの、女子エアライフル団体で優勝した中国に対してライフルの重量超過により一時メダルが剥奪されるという騒動も起こった。

ホームタウンディシジョンという言葉では片付けられないような疑惑の判定に、アジア各国から批判が相次ぐこととなった。

 

 珍事件と言っても、純粋に笑えるものから、考えさせられるもの、呆れてしまうものなど様々なものがある。

果たして、今年はどんな珍事件が我々の下に届けられることとなるのだろうか。

今後も注目していきたい。

 

(文・阿左美 賢治)

 

このサイトをフォローする!