武井壮「スポーツ界はフィジカル全盛期にきている」体格 x 陸上選手なみの身体能力

(参考:「TBS RADIOたまむすび 2014年 7月9日 武井壮のけもの道」 3分28秒より)

 武井壮が2014年7月に放送されたラジオ番組のコーナー「けもの道」にて、フィジカルの重要性について熱く語っていました。サッカー、ゴルフ、野球などを例にし、いかに今のトップ選手たちが体格的にデカく、かつ身体能力を鍛え重視しているのか。それらが具体的に分かる内容となっていますのでご紹介したいと思います。

 

■武井壮の指すフィジカル(肉体)とは

 まず、体格として生まれ持ったものと、後天的に身に着けたものをかけあわせたものがフィジカルである。と語っています。

後天的なものを少し噛み砕くと、元々持った体格(物理) x 後天的に鍛えた筋力(パワーやスピード) x 後天的に鍛えた身体操作能力(精度)。それらをすべて掛け算したものがフィジカル。

体格という要素はもちろん大事だけどもあくまでも武器の1つ。

イチロー選手やメッシ選手のように、体格はそれほど大きくなくても活躍している選手がいる事。身体操作能力や、速く動かせる能力などに触れ、いくら体格のみがデカくても筋力や速度、精度などが低ければ高いフィジカルだとは言えないことも同時にキチンと語っています。

しかし、190センチなど大型かつ、陸上選手並みの身体能力を持つ選手が出始めている現実に触れていきます。

 

■サッカー選手のフィジカル

 ワールドカップのディフェンダーが身長190センチや体重90キロなどフィジカルが圧倒的に高くなっており、天才フォワードのメッシ選手の動きを封じたと語ります。

ストライカーの走るスピードが約37キロ、これは100mを10秒台で走る事ができる速度です。

また、クリスティアーノロナウドは垂直跳びは127センチなど。サッカー選手の身体能力が凄まじい事を説明しています。

 

■ゴルフ選手のフィジカル

 ゴルフの話題になると、タイガーウッズ以降、フィジカルの優れた選手が優勝していると語っています。

具体的にはドライバーで380~400ヤード近く飛ばす選手が出ているとのこと。

これがどういう事を意味するかというと、フィジカルの強い選手は長い距離を確保しやすいのでコントロール精度が高くなる短いクラブを使って多くの場面で戦うことができます。

フィジカルが弱い選手は距離を出す為にコントロールが下がるクラブを使う頻度がどうしても多くなるため、成績に差が出くるのは当然とのことだと語ります。

 

プロ野球選手のフィジカル

 日本のプロ野球の話題になると、大谷選手(193cm)、糸井選手(187 cm)、柳田選手(188 cm)を例にあげます。糸井選手においては、体格はもちろん後天的に鍛えた筋力が素晴らしく、まるでギリシャ神話に出てくるポセイドンのような身体と表現。そしてメジャーで活躍している日本人も当然フィジカルが半端じゃないと語ります。

田中まさひろ、ダルビッシュなど。

彼らが、どれだけデカいのか。

どれだけ身体を鍛えているのか。

どれだけ身体を健康にしているか。

どれだけ身体を精密にコンロトールしようと考えているのか。

日本のプロ野球が世界的に見てもレベルが高いのは、そういった選手が沢山集まるルートがガッチリできているからとのこと。

他のスポーツにもフィジカルの重要性を訴えたい武井は、クリケットなど、まだフィジカルモンスターがあまりいないスポーツへの進出を狙ってそこにフィジカルモンスターを呼び込み、量産していきたいという夢があるとの事です。フィジカルを高める筋トレや食事などのスキルは益々重要になっていきそうですね。

 

(文・編集部)

 

このサイトをフォローする!