【伊川玲子】75歳主婦、ベンチプレス世界マスターズ選手権の57キロ級で金メダル

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http://www.asahicom.jp/

75歳主婦、世界ベンチプレスV 「限界自分で決める」

 埼玉県越谷市東大沢の主婦伊川玲子さん(75)が、米国コロラド州で4月に開かれたベンチプレスの世界マスターズ選手権の57キロ級に出場し、見事優勝した。初の海外遠征での快挙。「80や90になっても続けたい」と熟年パワーは全開だ。

(中略)

伊川さんが優勝したのは女子70歳代の部で、記録は62・5キロ。

(引用:http://www.asahi.com/articles/ASH575293H57UTNB00Q.html

 

 

■競技を始めたのは10年前(当時65歳)

健康のために市民のトレーニング室でランニングしていた伊川さんは、トレーナーに声をかけられベンチプレスを始めたのがきっかけだといいます。

健康の為に運動している65歳に対してベンチプレスをすすめるというシーンもめったにないのですが、「根っからの負けず嫌い」と発言するほどの伊川さんですから、その運動センスや運動に取り組む姿、発言は他の人とは根本から違ったはずです。そんな年齢を感じさせない伊川さんに、トレーナーが声をかけずにいられなかったのもうなずけます。

 

■一般的には70歳代女性なら20キロのベンチプレスでも凄い

 トレーナーによると、一般の70歳代の女性では、重りを支える20キロのバーを持ち上げることができるだけでも珍しいという。

(中略)

年齢を感じさせない仲間に囲まれた伊川さん。「後期高齢者と分類されるが、限界や年齢は自分で決めるもの」と日々、バーベルと向き合う。(伊藤悟)

  最初は30キロが限界だったものの、4年後には50キロをクリア。やがて65キロを持ち上げ、県内外の大会で優勝を重ね世界マスターズでは62・5キロの記録を出していた訳ですが、伊川さんの体重は57キロ。

筋肉のパワー出力の目安となる、自身の筋肉量(除脂肪体重)とベンチプレス重量の比率(通称:筋出力)というものがありますが、それが100%以上ということなのです、75歳で、100%以上の出力を発揮しているなんて凄まじすぎます。

日本は高齢化社会が心配されていますが、伊川さんのような体力やメンタリティの高齢者が沢山出てくると、世の中は凄い事になるかもしれませんね。

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