米国食品「コオロギ粉末」で作られたプロテインバーに電通ベンチャーズが出資と発表

006 2 - 米国食品「コオロギ粉末」で作られたプロテインバーに電通ベンチャーズが出資と発表

(出典:https://www.exoprotein.com/

■「コオロギ粉末」でプロテインバー——電通ベンチャーズ、米国の食品スタートアップ・Exoに出資

電通が手がけるCVCファンドの「電通ベンチャーズ1 号グローバルファンド(電通ベンチャーズ)」が4月25日、クリケットフラワー(コオロギ抽出タンパク)を使った健康食品を開発する米Exoへの出資を実行したことを明らかにした。

(中略)

Exoは2014年の設立以降、独自技術でコオロギから高純度のタンパク質を抽出・精製・粉末化したクリケットフラワーを開発。そのクリケットフラワーを使用したプロテインバー「exo」をはじめとした健康食品・食品原材料を開発をしている。

(引用:http://jp.techcrunch.com/2016/04/25/dentsu-v-exo/

 

 電通が手がける投資組織「電通ベンチャーズ」がプロテインバーを開発する米Exoに出資を実行と発表された。アメリカにある会社「Exo」は2014年の設立後、コオロギから高純度のタンパク質を抽出、精製、粉末化したクリケットフラワーを開発。そしてその材料を使ったプロテインバー「exo」をはじめとした健康食品・食品原材料を販売している。

 

■プロテインバーの味は全8種類

 現在プロテインバー「exo」は米国で全8種類。味はココアナッツ、バナナブレッド、アップルシナモン、ブルーベリーバニラ、ピーナツバター&ゼリー、バーベキュー、マンゴーカレー、オリーブだ。

 

■昆虫からプロテインを摂取するメリット

 昆虫からプロテインを摂取するメリットとして環境を破壊する食料システムに関わっていないことだという。家蓄は自動車並みに二酸化炭素を放出し、大量の食料を消費する。そして有毒な耐性菌で人間の身体にとって有害となる薬品を大量に投与されている場合がある。

(参考記事:NFLが「メキシコ産と中国産の食肉は注意」と警告、筋肉増強作用の”クレンブテロール”が含まれている可能性あり

 

 そこで創業者は新しい健康食品、プロテインの食材として昆虫(コオロギ)を提案している。もちろん見た目に抵抗ある方は多いと思うが、栄養価が高く環境にも良い、美味しく加工されている。となれば今後普及する可能性は十分にあるだろう。「電通ベンチャーズ」はその可能性に注目しており、東京オリンピックに向け日本でも「コオロギ粉末」のプロテインバー普及に力を入れるかもしれない。

 

■Exo Protein Bar – Made With Cricket Flour

 

(文・編集部)

 

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