「ジムで出会って結婚という人は結構いる」ジャスティス岩倉さんに聞く、マッチョと結婚するにはどうすればいいの?
筋肉コミュニケーション研究家 ジャスティス岩倉さん
(日付:10月4日 場所:Bip田町店 東京都港区芝浦3-12-5)
先日、某ツイートがトレーニー界隈で話題になっていました。それは”「マッチョな人と結婚したい」って人に「自分が筋トレする方がいいのでは?」って言わないでしょ普通、なんで年収だと言うんだ”というもの。このツイートが放たれる原因になったと言われるのが、9月18日、YOMIURI ONLINEで掲載された記事、”結婚は「絶対に年収1000万円以上の男性と結婚したい」”の内容についてのツッコミの1つ、「自分で稼いだほうが早いぞ」です。これに対し、マッチョと結婚を例に出しての反論をしたツイートが話題になっていました。そこで、筋肉バカドットコム編集部はこの動きをすぐさまキャッチし、フォロワーさんに対してアンケートを行わせていただきました。
■アンケート結果
『「マッチョな人と結婚したい」のならば「自分も筋トレする(ジムに行く)」ことで確率は上がる?』というアンケートでは、A:当然上がると思う(出会い数&筋肉トーク盛り上がり)53%、B:少しは上がると思う32%、C:上がると思わない15%という結果。(216票) ちなみに国税庁が発表した平成27年分の「民間給与実態統計調査」では、年収1,000万円以上の男性は、わずか6.8%。貴重価値の高さについては、年収1,000万円以上でもマッチョでも同様であり、魅力的なのは紛れも無い事実。
そこで、実際にマッチョと結婚する為にはどうすれば良いのか、ジムに行くは実際に有効な手段なのかなど、筋肉コミュニケーション研究家のジャスティス岩倉さんにお話を伺うことができました。
(ジャスティス岩倉さん、腕周り50センチ。 15、16年前となる20歳の自衛隊時代、「時間はいくらかけてもいい」というルールで、腕立て伏せの連続記録に挑戦し、約3時間かけて1500回を達成している猛者だ)
■筋肉を鍛えているひとは、筋肉を鍛えている人が気になってしょうがない
「筋肉コミュニケーション研究家とは、私が作った造語、肩書きではありますが、筋肉を通じて、色んな方とコミュニケーションをとり、世界平和を目指しています。筋肉コミュニケーションの例ですが、まず筋肉を鍛えている人は必ず体を鍛えている人が気になってしょうがないです。
カフェ、レストラン、様々な場所で筋肉を鍛えている人と触れ合う瞬間はあると思うのですが、筋肉を強調した服装、Tシャツだったりすると、筋肉をきっかけに会話のコミュニケーションができます。「あ、いい体してますね。何かやっているんですか?」と問われれば「私、ラグビーをやっています。私、フライパンを曲げています」など。もちろん、こっちがオープンな気持ちを持っていればですが、”和”と言うか、ひとりぼっちではなくなります。
これは、コミュニケーション力の低下など、現代における様々な問題に対して、筋肉が根本的な改善に繋がるのではないか、ということにきづきまして、メディアや日々の活動などで伝えたり研究をしております。このことに気づいたのは10年ほど前。自衛隊にいた時期から本格的に体を鍛えはじめたのですが、筋トレで体がみるみる変わっていき、そこから仲間が増えました。その体験から筋トレってすごいなと」
本題となる、話題のツイート「マッチョと結婚するには」に触れ、実際にどうすればいいのでしょうか?ジムにいる女性は、恋愛対象なのか、マッチョとして譲れない生活のこだわりなどについて教えていただきました。
■ジムで出会って結婚したという人は、結構いる
「まず、コミニケーションで一番大事なのは、笑顔じゃないかなと思います。あ、笑顔も表情筋ですね。ジムにいる女性は、恋愛対象なのか? についてですが、うーん、日々通うジムなので、恋愛対象になると何かと気まずいと、1歩踏み出せない人(マッチョ)もいると思います。職場恋愛的な。しかし、実際にジムで出会って結婚したという人が結構いるのは知っています。会員さん同士もありますし、受付と会員さんなど。ジムでの出会いは多いと思いますよ」
ジャスティス岩倉さんは、ほぼ毎日(週7日)ジムに通っているという。マッチョであるジャスティス岩倉さんからみて、ジムで鍛えている女性は、魅力的かについて。
■ジムに来ている女性は魅力的である!
「(ジムに来ている女性は)魅力的に思います!(声量2倍) やっぱり体を鍛えているので、筋肉、健康に対する意識だったりとか、体型をほったらかしにしてはいけないと思っている。向上心も高いですし、自分からみても魅力的に感じますね。でも、僕は不器用な男なので、なかなか女性には話しかけられないですけど・・・(笑) 女性への筋肉コミュニケーション方法は研究中です。ありがたいことに女性から筋肉について声をかけていただける事も、Sometimes(ときどき)あるんですけど、まだまだ妙に固くなってしまいますね(苦笑)。実際に、どのように食事に誘うかとか、どうやって仲良くなっていくのかなど、女性に対する筋肉コミュニケーションは研究中ですね」
■マッチョは食事と睡眠を気にする
「マッチョは食事を気にします。高たんぱく、低カロリー、野菜もバランスのいいもの。デートでは、そういったお店に入ったり、家でも作っていきます。自然にそういうところを相手に求めていくと思います。それがないと、マッチョとは付き合えないと思います。そこは妥協はできない部分。ジャンクフードとかでもいい女性のタイプだと、最終的には上手くいかないかもしれません。睡眠にもこだわります。睡眠時間がとれないと筋肉が発達しないですし、ホルモンのバランスも崩れる。できたら11時には寝て、7時には起きる。平均して7~8時は寝たいところです。自分は最近仕事が忙しく、なかなか出来ていないですけど・・・。」
■筋肉についてお互い分かり合っていると、上手くいく。
「筋肉はワンちゃんみたいなものかなと思いますね。2人を強くつなぎとめるもの。たとえばケンカしていても、「低糖質、高たんぱくな食事できたよ」と筋肉の為に作ってくれたりすると、「お、分かっているじゃん!」と仲直りしやすいと思います。「夜は早く寝なきゃ」とか、筋肉が会話の間にあり、生活の大切さを分かり合っていると恋愛や結婚が上手くいくと思いますね。たとえば、夜更かしする女性は、マッチョと上手くいくのは難しいかもしれません」
■ボディビルダーの奥さんは理解力が凄い!
「マッチョは筋肉やトレーニングに対して時間やお金を、常にかけているので、そんなに経済的に余裕があるわけではないという統計もあります。常に仕事をしている人に比べると、工夫してやらない限り、お金をもっている!という訳ではないと思うので、マッチョと付き合う女性はそれを分かって欲しいですね。マッチョだけは例外で(笑)
ジムに通っている女性は、たぶん、そのあたりを分かってるんじゃないかなと。リッチマッチョはたまにいますけど基本的には・・・。ボディビル系は特に多くのコストをかけています。なので、ボディビルダーの奥さんはかなりシッカリしていますね。まるでトレーナーみたいに、筋肉やトレーニングコストに対してかなり理解ある女性かと。お互いに支え合っているのをよく見たり聞いたりしますよ」
■しっかり、トレーニングする時間をください
「やはりマッチョのトレーニングに対する時間(1日2時間~3時間)、そこを理解されないと離婚しちゃうはずです。マッチョと付き合う、結婚するのならば、トレーニングする時間をシッカリください(キリッ)。着替え、移動、サウナなど考えると、最低2時間半、急いでも2時間必要かなと。ボディビルなど、追い込んで追い込んで、というトレーニングをする方だと3時間必要。マッチョは週、最低でも3日はジムに通う必要があります。あくまでも最低です。毎日(週6、7日)行く人は結構います。僕の知り合いのマッチョは奥さんと子供いますけど、ジムに毎日行っています、それだけは絶対いくと」
最後に、マッチョと付き合うとこんな良い事があるぞ! というマッチョ特典について教えていただきました。
■マッチョと付き合う特典
①冬は暖かい!マッチョは新陳代謝がよくて、冬は暖房いらず、一緒に寝るとポカポカ!
②道を一緒に歩いていると、ワオ!と振り向かれる。(筋肉コミュニケーション発動)
③健康知識が多いので、知識人になれる。食事だったり健康オタクが多いので、健康になれる。
④仕事が終わるとジムにいき、無駄に遊ばない。飲み行ったりキャバクラに行かないから、経済的にいい。
⑤ボディガードになる。
⑥筋肉は誠実じゃないと鍛えられないので、マッチョは意外と誠実。
⑦性欲が強い(個人差はもちろんあり)
「マッチョは旅行もちゃんとできますし大切に考えています。旅行に一緒にいくときはトレーニングOFFにしようか、みたいな話は、仲間もよく言っていますね。パートナーと親睦を深める為ですね。あと、料理を一緒に作る人は多いです。僕もそうですが、掃除したり、マッチョは協力的。お互いに助け合う精神があります。まるでベンチプレスの補助のように助け合うイメージですね」
(取材・文 遠藤大次郎 写真・取材班 取材協力・BIP田町店 (Body Impact Planner))
ジャスティス岩倉さん、フライパン曲げ元世界記録保持者、パーソナルトレーニングジムBIPボディインパクトプランナー特別顧問。現在OnAir中のTVCM「星のドラゴンクエスト」にも出演。ジャスティス岩倉の面白筋肉サイト : http://justice-muscle.com/
「マッチョな人と結婚したい」のならば「自分も筋トレする(ジムに行く)」ことで確率は上がる?
— 筋肉バカドットコム (@kinnikubaka) 2017年9月19日