高校ラグビーの名門・伏見工業の名が消滅し合併へ。112対0の敗北から全国制覇した伝説の学校
「スクール☆ウォーズ」モデル 伏見工消える…統合で新校名公募
統廃合は少子化の流れとはいえ、寂しい事態を迎えた。高校ラグビー界の名門・伏見工の名前が消える。既に決まっていた洛陽工との統合に伴うもので、歴史ある両校の名前を残すことも検討されてきたが最終的に全く新しい校名に生まれ変わることになった。
荒廃した学校のラグビー部を全国屈指の強豪に押し上げた山口良治総監督(71)も無念さを隠しきれなかった。
(中略)
16年4月に新しい工業高校となるため、伏見工の名前で新入生を募集するのは現在の中学3年生が最後。
16年4月入学で“1期生”となる現中学2年生は新校舎で授業を受け、それ以前の生徒はそれぞれの学校での生活が続く。ラグビー部は不確定な部分が多いものの「伏見工」単独の名前で花園に挑むのは来年が最後となりそうだ。
今年は京都府予選準々決勝で敗れ、花園切符を逃した。
引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/9575933/
【伝説の監督・山口良治】
昭和49年、京都一荒れていた伏見工業高校のラグビー部に全てを注いだ男
後にTVドラマ(スクールウォーズ )や映画化もされる事になった、伝説のラグビー部、京都の名門・伏見工業高校の名前が消えることが分かりました。
学校の名前は新しくなるため、来年が「伏見工」の名で戦う最後の年になるとのことです。
教師として監督として。そして一人の大人として子ども達とどう向き合うべきか・・・・。
その実話を追ったドキュメンタリー番組「プロジェクトX ツッパリ生徒と泣き虫教師」を紹介したいと思います。
壮絶なプロセスが本人たちの口から語られています。
■プロジェクトX ツッパリ生徒と泣き虫教師1~5
元日本代表のラグビー選手で当時31歳だった山口良治は、生徒たちに歓迎されると思っていた。
しかし想像を遥かに超えるほど荒れていた生徒達の反応にショックを受ける。
山口は生徒達の練習試合のボイコットにも耐え、まともな練習が行えず初の公式戦に挑むことになる。
そこで112対0の敗北。生徒達は涙し、覚醒。1歩づつ伏見工は名門への道を駆け上っていく。
【後輩・伏見工ラグビー部】
時代が変わりつつもその伝説の歴史を背負い戦ってきた後輩たちである伏見工ラグビー部、
2013年度版の伏見工業高校応援シーンと、2012年度の卒業映像をご紹介したいと思います。
■ 2013年:伏見工応援団
[第93回全国高校ラグビー] 伏見工業高校 vs 京都成章高校 (伏見工業高校のハカ) 京都予選 準決勝 2013.11.10
■2012年:伏見工ラグビー部 卒部記念映像
伏見工の赤いユニフォームは迫力がありますね。
来年の京都ラグビー大会は、スタンドに大勢のファンやOBが集まるのではないでしょうか。
(文・編集部)
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