【2016年ドラフト候補 】生田目 翼(流通経済大) 155キロ右腕「地元に戻って公務員になり、のんびり暮らしたい。」

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(出典:http://www.sankei.com/

 生田目翼(なばため・つばさ)1995年2月19

茨城・常陸大宮市生まれ。水戸工では3年夏に県大会8強入りし、流通経大に進学

カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ、フォーク。174センチ、 76キロ。右投げ右打ち。

 

流通経大・生田目151キロ全国デビュー

<全日本大学野球選手権:流通経大7-4城西国際大>◇2回戦◇第3日◇10日◇神宮

 最速155キロ右腕は、公務員志望だった…。来秋ドラフト候補の流通経大(東京新大学)生田目(なばため)翼投手(3年=水戸工)が、全国デビュー戦で最速151キロをマークし、9回途中4安打10奪三振4失点に抑えた。城西国際大(千葉県)を破り、22年ぶりの8強進出。

(引用:http://www.nikkansports.com/baseball/news/1490530.html

 

 ■【動画】2016年ドラフト候補 生田目 翼(流通経済大) 155キロ右腕

 

公務員志望の155キロ右腕 流通経大・生田目、“引退撤回”の可能性はあるか!?

6月の全日本大学野球選手権で最も名を上げたのは、流通経大の準優勝に大きく貢献した3年生エースの生田目翼(なばため・つばさ、茨城・水戸工高)だろう。最速155キロを誇る豪腕であるのもさることながら、注目を集めたのは「公務員になりたい」という驚きの進路希望。

(中略)

「地元に戻って公務員になり、のんびり暮らしたい。プロは考えたこともない。野球はみっちりやってきたし、大学までだと思っている。野球をやるのは好きなので草野球は続けるでしょうけどね」

(引用:http://www.sankei.com/premium/news/150628/prm1506280003-n1.html

 

 プロを考えたこともない、という言葉が衝撃的であります。一般的には、サッカーであれバレーであれ何かのスポーツをやっていれば、その分野のプロに少なくとも1度は憧れるもの。そしてそれは幼少期の頃であればあるほど実力に関わらず目指したいと思うものですが、幼少期も含めて1度もそれを考えたこともない。という点は凄く面白いですね。TVも含め、プロ野球の華々しさを見たことが無かったのでしょうか。ただ、目指さない理由についてはとても納得できるものであり、それは、野球をやるのが好きなだけであって、プロの厳しさを考えたら就職した方が自分はいい。という事のようです。これは確かにとても納得できるものです。厳しいのは正解です。

 

 すでに高校、大学と、その世界で当然、トップクラスの大変な練習を積み重ねているはずですが、プロになればまた数段上がっていきますので、いったいどんだけハードモードがつづくんだよ!おい!というのは全くその通りです。また、高校、大学と抜群の成績を出し、その才能を発揮していても、プロのレベルでは全く活躍できなくなってしまう可能性があります。地元の天才が通用しないなんて、地元からしたら絶対に信じられませんよね。でもそれくらいプロのレベルが高すぎるという全く信じられないような、数年で引退しなくてはいけないほどに、化け物ランド登場でした。という事が毎年プロの世界では起こっているのです。そのリスクを考えたら、ちゃんと生活費を稼げる世界が見えているので、そこで生きて、野球は趣味でやる。という考えをするのは納得できます。

 

 プロになりたくてもなれない選手が沢山いる中で、プロになれるのにならない選手がいるのは面白いですね。同じような切り替えで人生の進路を決めていった、早稲田大学で活躍していた武藤風行選手を思い出しました。

【早大・武藤風行】東京六大学を代表するスラッガー、4年春に首位打者&ベストナインを獲得するも野球引退。

果たして、生田目選手の進路はどうなるのでしょうか。とても気になります。

 

(文・編集部)

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