アバクロがブランドの方針を変更。アバクロ銀座店の素晴らしいエンターテイメント性は守られるのか?
アバクロが衰退した原因はどこにあるのか (1/3)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1409/26/news014.html
若者に絶大な人気を誇り、強気の経営をしてきた米国アパレルブランドのアバクロンビー&フィッチが苦境に立たされている。2010年以降、米国内で既に220店舗を閉店しているが、さらに2014年内に60店舗を閉店する予定だという。
日本では2009年、銀座に第1号店をオープンさせ、翌年には国内最大となる福岡店をオープンしたがビジネスは不調だ。福岡店に関しては、オープンからたった1年でCEOのマイケル・ジェフリーズが「福岡に進出すべきではなかった」と見切りをつけている。現在は、旗艦店からアウトレットに形態を変更させるなど、撤退に向けて準備を進めている。
【店舗変更】
ポイント1:店内は以前より明るく
ポイント2:音楽の音量を下げ
ポイント3:香りの演出も従来より25%ほど減少
ポイント4:ブランドがこだわる美しいビジュアルのポスター(上半身裸のマッチョな白人男性など)も、店内から消えた
【服のデザイン変更】
ポイント1:ロゴを控えめにした商品を増やしている
ポイント2:大きめのサイズ展開に踏み切った
ポイント3:ブラックカラーの服の販売に踏み切った
東京の銀座にアバクロというファッションブランドの日本第1号店がある。
筋肉バカドットコムの編集部もアバクロ銀座店には実際に潜入したことがあるのだが
特徴としては美術館のような店内にはクラブミュージックがかかっており、セクシーな香りが舞う中、モデルのような美男美女の店員が接客をしている。
さらには上半身裸のイケメンのマッチョがお出迎えしてくれ2ショット写真も無料で撮らせて貰える凄い店なのだ。
そのときの感想としては、買い物をしなくても楽しめるエンターテイメントスポットという印象。
通常、男性というものは買い物にあまり時間をかけないし、デートなどで女性の長い買い物に付き合うことはかなりしんどかったりする。
しかしアバクロの店内であれば、クラブミュージックを楽しんだり、内装、壁のセクシーなポスターを見て芸術視点で楽しむのはもちろん、男性店員さんの筋肉すごいなぁとか女性店員さんスタイルいいなぁとか、そういう感動もある中で買い物をする事ができ楽しいのだ。
アバクロの凄さをまだあまり信じていただけない方の為に、
今年アバクロ銀座店で買い物を楽しんできたという芸能人のYouTube動画を見つけたので紹介したい。
■オードリー若林 ザキヤマ(山崎弘也)と銀座のアバクロに行った話(2014年2月1日オードリーのオールナイトニッポンより)
4:00~ 名言:「キャバクラに行くよりアバクロに行け!」byザキヤマ(山崎弘也)
しきりに海に行きたがるというアンタッチャブルの山崎弘也さんに誘われて、結局銀座の
アバクロに買い物に行ったという、オードリーの若林さんがその時のエピソードを語って います。
4分過ぎの名言にはキレ味があり笑ってしまうが、アバクロの銀座店は素晴らしいエンターテイメント性がある。
ブランドコンセプトでお客さんを喜ばせ続けるためにも店舗のトーンダウンはこれ以上はしないで欲しいところ。
店舗縮小の苦境に立たされたものの、服のデザインに関しては、細身のモデル体型のみから脱却した為、
これを機会により多くのマッチョさんが着こなせるような、アバクロコーディネートの誕生が期待できるかもしれない。
筋肉バカドットコムとしては
近い将来、筋肉量でコーディネートが自在に選べるような世界が来るはずだと考えており、
その為にもエンターテイメント性を持っているアバクロには是非とも頑張っていただきたい。
(文:編集部)