【SASUKE2014】成長のプロセス「川口 朋広」何をすればいいかわからない世界からの脱出
2008年の当時、26歳だった川口選手はSAUKE初出場の切符を掴む事に成功する。
しかし大会当日、そこには想像を超えたプレッシャーが待っていた。
そこから約6年の月日を経て自信を得るほどに成長し続けた川口選手。
2014年度の第30回大会SASUKEの舞台へと挑む。
果たしてその6年の成長プロセス(過程)とは。
■No.67【川口 朋広さん】高校初日で退学、バイク・喧嘩からSASUKEへ。 苦しみの中に見いだした「可能性」
それからも変わらず車にのったり、クラブに通ったり、外で喧嘩をしたりする中で、
段々悪いことする奴が周りで減っていったんですよね。結婚したり就職したり、取り残されていくような気がしていました。
「このままじゃまずいかな」という気持ちはありつつ、 落ち着きたいけれど、何をすればいいかわからないという状況だったんです。
そんなある時、バイト先でできた彼女とお台場にデートに行った際に、SASUKEの実寸大のセットを体験できるスペースがありました。
お台場にあったSASUKEの実寸大のセットを自己流のトレーニング制覇し、SASUKE初出場。
しかし想像以上のプレッシャーを体験し思うような結果は出なかった。
人一倍の負けず嫌いが故にプライドが高くて、周りの意見も聞いてこなかったこと、
そして相手の気持ちにも気づけなかった事。
多くの出来事に直面する中で仕事の時間が長過ぎたことで、崩していたバランスを立て直し
色々な人と関わる中で、自分の視野が狭いことに気づいたという川口選手。
「これだというものを見極めてから集中すれば良い」
身体も精神も成長し、SASUKE2014に臨む「今」が一番強いという感覚があると語っている。
■川口朋広 SASUKE 第24回大会シーン
(文:編集部)