【セパタクロー日本代表】ハムストリングス筋が宙を舞うイベント『蹴（KELU）』に行ってきた！

■２０１４年9月１日（月曜日１８：００開場）

（会場：渋谷O-EAST　東京都渋谷区道玄坂2-14-8 2F ）

　セパタクローの日本代表選手達による『蹴-kelu-』という、壮大なトーナメント戦イベントが行われるという情報が筋肉バカへと届いた。情報筋によると、セパタクローというスポーツはマレーシアやタイを中心とした東南アジア各地では絶大の知名度があるものの、まだまだ日本では競技人口は約２千人でありセパタクローの知名度は低いという。しかし調べると、日本の実力は高く、女子は銀メダル、男子も銅メダルを過去に獲得しているのだ。そんなに強いなんて知らなかった・・・。１秒でも早くセパタクロー日本代表選手の筋肉（ハムストリングス筋）を観ようと、筋肉バカはタンクトップを引きちぎり渋谷へと向かった。

■セパタクローとは

http://ja.wikipedia.org/wiki/セパタクロー

【引用】セパタクロー（sepak takraw）は、東南アジア各地で9世紀ごろから行われている球技。セパ（sepak）はマレー語で「蹴る」、タクロー（takraw）はタイ語で「ボール」を意味する。籐球（とうきゅう）ともいう。1965年にアジアセパタクロー連盟が設立されて統一ルールを制定。国際大会も盛んになる。

　ライブハウスとして使用される事が多いこのイベント会場には２階席を含めて大勢のお客さんが詰めかけていた。

ニコニコ動画にも生中継されるという事で中継カメラマンもスタンバイ。

　そして日本代表選手の名前がコールされ続々と入場しはじめる。ブルーのユニフォーム姿が鮮やかでカッコいい。

このイベントは７回目（７年目）で、しかも明日から代表合宿に入るとのこと。

選手たちが一礼をし、いよいよイベントがはじまる。ＤＪが選曲しながらノリのいいクラブミュージックが大音量で響き渡る。

まずは、オープニングゲームということで、

学生王者である　日本体育大学チーム　ＶＳ　学生選抜チーム（国士舘大学、明治大学、千葉大学）　の試合が行われた。

　通常の試合は、大音量の音楽などはなく、体育館で集中力を極限まで高めながら行っていくとの事だが、

この日は楽しんで貰う事をコンセプトにしたイベントの為、大音量のクラブミュージックと笑いを誘う実況の中で試合は始まった。

きっと選手にとってのプレー難易度としては高いはずだ、THE エクストリームモード！

次の瞬間、空中を飛び合うその姿に絶叫してしまった。ジャンプして足でボールをブロックする技術、凄すぎる。。

「うぉーーー！これがセパタクローというものなのかぁぁああああああ！」

勝者は日本体育大学チーム。選抜チーム含め、きっと彼らは未来の日本代表選手になるに違いない。

　次はエキシビジョン試合１として女性代表選手たちによる試合が行われた。

最初に出てきたときの代表ユニフォームとは違う、なんだかカワイイユニフォームを着ている。

エキシビジョン試合、メインの男子予選を経た後、

イベントの途中には、サッカーボールを使ったパフォーマンス集団「球舞（きゅうぶ）」が登場した。

【ブレーク予報】球舞「演目」通し観客の心つかむ

服を脱ぎながらリフティング。

筋肉プリントのロングＴシャツを着ていたリーダーのＭａｒｃｏ。

沢山のパフォーマンスを続々と決めて会場を沸かせていく、球舞（きゅうぶ）のみなさん。

さぁ『蹴（KELU）』のイベントはまだまだ盛り上がっていく。

エキシビジョン試合２：謎のスパイダーマンが突如登場。（写真はマスクを外した状態）

　ウルトラクイズに出てきそうな帽子とマントを来た選手とペアを組みダブル（２名組）の試合。

日本代表女子チーム　ＶＳ　スパイダーマンチームとのユーモア溢れる試合が行われた。

お互いにコントのようにネット越しに挑発しながら、難易度の高いプレーやスパイクを叩きこんでいく。

勝利は、女子チーム！！

　このイベントのメインとして用意されていたのKELUトーナメントは、男子の３人組み４チームにて行われていた。

青、赤、白、緑。それぞれのチームが初戦を戦い、緑と赤が勝ち上がり決勝の舞台に残った。

イベントとはいえ、どちらも日本代表のプライドがあり、やはり試合をやるからには勝ちたいもの。

円陣を組み集中力を高めていく姿。いよいよこのイベントのクライマックスである。

　出た！これが日本代表の高い技術、そしてプレー、もう意味が分からないほどに自在に足を使っていく！！

※空中での激しい蹴り合いは、記事の最後に日本代表戦動画（YouTube）のリンクを張ったので是非見てほしい。

　セパタクローのイベントは空中でブロックが成功すると、観客と実況が一斉に声を合わせて『シャキーン！』と声を上げる。

『シャキーン！』の由来としては、ネットの上でスパイクを打つ足とブロックする足が、クロスした絵を意味しているという。

そして気になる試合の結果は・・・赤チームの優勝！おめでとう！！

全員集合し、代表選手からの挨拶が行われ観客から拍手が起こる。

　こうして大歓声で盛り上がる中、セパタクロー愛が存分に伝わってくるイベント『蹴（KELU）』は幕を閉じた。

翌日から代表合宿に入る日本代表選手たち。是非とも応援していきたい。

セパタクロー日本代表選手にエールを送り、

筋肉バカは渋谷の道玄坂を駆け抜けていった。

『シャキーン！』

【フォトギャラリー】

アジア大会壮行会蹴-kelu-終了。今回も、たくさんの方々がセパタクロー観に来て下さって光栄でした。関わって下さった皆様含め、本当にありがとうございます！取材終わって帰宅なう。さて。明日から代表合宿。@埼玉 pic.twitter.com/0Civ025BM2

— 【MASA】セパタクロ‐日本代表 (@takraw501) 2014, 9月 1

セパタクローのイベント、蹴が終わりましたね！会場はすごい盛り上がってました！！ニコ生で見た方もいるんじゃないでしょうか？？やってみたいと思った方、年齢、男女、早稲田生に関係なく、体験してみたい方のご連絡待ってます！ pic.twitter.com/6oaXeHnJdX

— 早稲田セパタクロークラブ (@waseda_sepak) 2014, 9月 1