- カンとは鳴きの一種で、同一牌を4枚そろえて槓子(カンツ)を作るための行為を槓(カン)といいます。
- カンには暗槓(アンカン)と明槓(ミンカン)があります。
暗槓(アンカン)とは?
- 手牌の中に刻子があって、4枚目をツモってきた同じ牌の4枚の組み合わせを暗槓(アンカン)といいます。ただし、鳴き扱いとはなりません。
※暗槓(アンカン)をする場合は両端の牌を裏にして、自分から見て卓の右側に置きます。
明槓(ミンカン)とは?
- 暗刻(アンコー)のとき、他の人からカンしてつくった同じ牌の4枚の組み合わせを明槓(ミンカン)といいます。
- 明槓(ミンカン)は以下の2種類があります。
- 手牌の中に暗子があり、そのまったく同種の牌を他の人が捨てたときに、その牌を使って槓子をつくることを大明槓(ダイミンカン)といいます。
- すでにポンして作った明刻(ミンコ)が出来ていて、それと同種の牌を持っているか、ツモした場合に、その牌を明刻(ミンコ)に付け加えて槓子とすることを加槓(カカン)といいます。
チーが同時に発生した場合はカンが優先されます。
- 対面(正面)が切った牌でカンした場合は、左から2番目または右から2番目を横にして置きます。
- 上家(左隣)が切った牌でカンした場合は、一番左を横にして置きます。
- 下家(右隣)が切った牌でカンした場合は、一番右を横にして置きます。
- ポンした後に、4枚目をツモッた場合は、ポンをした牌の上にツモッてきた4枚目の牌を横にして置きます
リンシャン牌って?
麻雀において槓(カン)を行った場合、手牌が1枚不足することになります。それを補うため、王牌(ワンパイ)の最後のところから1枚拾って補充するのですが、この王牌(ワンパイ)の最後のところから1枚の牌をリンシャン牌と呼びます。