【トレーニング理論】長友佑都「やらされてきた身体と思考」と、遊び感覚で「楽しんできた身体と思考」では大きな違いがでる

 11月16日、サッカー日本代表DF長友佑都が「躍動感」をテーマに連動トレーニングの一例を動画でアップしている。ことの発端は、11月10日に行われた 国際親善試合。日本は1-3でブラジルに圧倒的な力の差で負けたこと。後半のブラジルはもう本気じゃなかったとの見方をする人も多い試合内容であった。

 

■楽しんできた身体と思考では積み重ねると大きな違いがでる

 

 長友選手はこの試合内容を振り返り、ブラジルと日本の身体的な差、プレーの差について考え「やれ!とやらされてきた身体と思考、サッカーを遊び感覚で楽しんできた身体と思考では積み重ねると大きな違いがでる。ブラジル代表の選手はゴツいんだけど、身体グニャグニャで躍動感がある。日本の選手とは特に上半身の動きが違う。足だけで踏ん張って動く身体、上半身と連動して動く身体。差は歴然」と発信。トレーニングや技術練習に対する、日本選手の取り組み方、幼少期からの指導過程に大きな差があることを訴えた。

 

 日本のサッカーがより強くなるために、ブラジルを越えるために必要な改善部分だと分析。そして後日となる16日、その「躍動感」を手にいれるためにどうするべきかの一例として、自発的に考えトレーニングを行っている様子を自ら公開した。自発的な取り組みこそが、最強を手に入れる秘訣だとその背中(広背筋)で語っている。

 

 

(文・編集部)

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