【特別コラム:発酵番長さん】火を使わずに、約1週間放置するだけ!かんたん塩麹の作り方
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発酵番長 「発酵GEE」編集長 兼 発酵食品研究家。
過去に発酵食品に救われた経験から、発酵食品を愛でる♪
発酵食品や発酵自体の研究だけでなく、発酵食品を使ったアンチエイジング、ダイエットのコツなども合わせて研究中。犬も猫も好きだけど、なによりも腸内に飼っている善玉菌たちが最愛のペット。
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塩麹には、筋肉をつけたい人たちにとって必要不可欠なタンパク質分解酵素と、代謝をアップしてくれるビタミンB群がたっぷり含まれています。塩の代わりに塩麹を振り掛けるだけで、ビタミンもタンパク質分解酵素も増え、うま味も加わるのだから、これを使わない手はありません♪
どうやって使ったらいいかわかんない・・・と聞かれることも多いけど、私は単純にお塩の代わりに使っています。なるべく酵素が元気なままカラダに入れたいので、火を入れないで常温のまま食べることが多いかもしれません。例えば、生野菜やお豆腐に少しだけ振り掛けたり、ドレッシングやソースにしちゃったり・・・とっても便利です。
さて、この塩麹・・・カンタンに、しかも、ほとんど放置しておくだけでできちゃうこと、ご存じですか?
市販の塩麹はほとんど火が入っているので、酵素の元気がなくなっている可能性もあります。
手作りすれば市販のものより元気な塩麹が作れるかも!?
そこで今回は、かんたんな塩麹の作り方をお伝えしたいと思います。ぜひ一度挑戦してみてください♪
【材料】
米麹 100g (乾燥麹でも生麹でもどちらでもOKです)
塩 30g
水 100㏄程度 (麹と塩がひたひたになるぐらい)
【道具】
上記の材料を入れるためのプラスチック容器。
※フタが緩められるネジ式の容器がよい
※容器を振って中身を混ぜるので、ガラスなどの割れやすい容器はNG
【作り方】
■1:容器に分量の塩と麹を入れて、よく混ぜます。板状になっている乾燥麹を使う場合は、細かく崩してください。
まずは塩を入れます。
次に麹を入れて、塩とよく混ぜます。
■2:塩と米麹を混ぜたものに、ひたひたの水を入れます。
このくらいですね!
■3:蓋を軽く締めて・・・常温で夏は1週間弱、冬は1~2週間程度放置します。
1日1回容器を軽く振って混ぜてください。
※蓋は軽く締めて、ちょっと空気が入るようにするのがコツです。(ぎゅっとしめてしまうと、麹菌が呼吸できなくなってしまいます)適当な容器がない場合は、普通のお皿にラップでもできますよ~。
こちらが、そのまま放置しておいた5日目の塩麹!上の写真と比べるとどろどろ感がぜんぜん違いますよね!どろどろとしていて麹もつぶれています。このぐらいになれば、完成です!
【発酵GEEのYoutube動画でも分かりやすく解説しています(全11回)】
かんたん塩麹の作り方 ~ダイエットやアンチエイジングの味方です~
手作り塩麹、ぜひ挑戦してみてくださいね! 以上、発酵番長でした!
(文・発酵番長)