【総合格闘家】元PRIDE王者ヴァンダレイ・シウバが自身のYouTubeチャンネルで引退を発表

00180 - 【総合格闘家】元PRIDE王者ヴァンダレイ・シウバが自身のYouTubeチャンネルで引退を発表

http://ja.wikipedia.org/wiki/ヴァンダレイ・シウバ

ニックネームは「戦慄の膝小僧」(PRIDE時代の呼称)、「ジ・アックス・マーダラー」(斧の如き殺人者、UFC時代の呼称)。

ブッカーKこと 川崎浩市氏に発掘され1999年のPRIDE初参戦。PRIDE中期の象徴的選手であった桜庭和志を破り一躍スターダムにのし上がると、PRIDE.17におけるミドル級王者決定戦で再び桜庭を破り初代ミドル級王者となる。

その後PRIDE GRANDPRIX 2003のトーナメント戦を勝ち抜き、グランプリでもミドル級王者となり、PRIDE参戦以来(無効試合、引き分けを挟んで)17戦無敗、タイトルマッチでも3回連続防衛に成功したことから「PRIDEミドル級絶対王者」と呼ばれていた。

 

 格闘技ファンで知らない方はほとんどいないと思う選手、ヴァンダレイ・シウバ。

過去、日本の格闘技ブームの中で連勝連勝のシウバ旋風を巻き起こし、 PRIDE王者へと上り詰めた超アグレッシブなファイターですが、今月の19日に引退してしまったとのことです。そしてシウバのコメントは自身のYouTubeから発信されていました。

 

元PRIDE王者シウバ引退「とても悲しい日だ」

http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2014/09/21/kiji/K20140921008966990.html

元PRIDEミドル級王者の総合格闘家ヴァンダレイ・シウバ(38=ブラジル)が19日、引退を表明した。

 00年代前半のPRIDE全盛期に桜庭和志らの好敵手として日本でも活躍し、07年にUFC入り。だが、今夏に予定されていた試合で薬物検査を拒否したためUFCが一方的に欠場を発表し、両者の関係は悪化していた。「(UFCにより)戦う望みを断たれた。もう戦うことはない。とても悲しい日だ」とコメントした。

 

■Wanderlei Silva – Breaking News – This is Not a Goodbye – Isso não é um Adeus.

(2014/09/19 に公開)

 http://sadironman.seesaa.net/article/405708316.html

 

「俺はリングから降りる。今後ヴァンダレイ・シウバは2度と闘わない。俺のキャリアは終わった。アスリートとして適切なリスペクトを得るステージを持たないからだ。これらの理由からもう十分やった。彼ら(UFC)はファンが俺に対して敵意を抱くように仕向けた。俺のファンは20年以上前から俺のことを応援してくれてるし、この団体が存在する前から俺はブラジルで闘っていた。俺は素手で闘ったこともあるしこのスポーツの構築に貢献している。今の状況があるのも俺の血と汗が貢献している」

 

 詳しい理由は分かりませんが、コメントの翻訳から推測するにUFCから自身へのリスペクトを感じれらなくなったという事でしょうか。

花道を用意すべきほどの実績を持っていたはずですが、最後は少し悲しい辞め方をしなくてはいけなくなってしまったようです。

 

【名映像】

■PRIDE無差別級グランプリ2006準決勝(ミルコ・クロコップ vs ヴァンダレイ・シウバ)

 

PRIDE無差別級グランプリ2006準決勝 因縁の対決再び。前回は判定無しのドローで終わった両者の戦い。

プライドを支えてきた二人の「I am Mr.PRIDE」の名をかけた一戦。

 

 この頃が日本でのシウバ旋風絶頂期です。

どんなトップ選手が出てきても、勢いのあるシウバなら倒してしまうんじゃないかと毎回ドキドキさせ全国を魅了してくれました。

 手首をコネコネするのはみんな1度は真似したのではないでしょうか?

 

■Wanderlei “The Axe Murderer” Silva Highlights – NEW 2013

 昨年2013年のシウバのハイライト映像です。

38歳になろうとしているのに、身体能力の衰えを感じないですし相変わらず半端ではないガッツと伸びのあるパンチ。

この迫力はもう画面からでも伝わり圧倒されますね。

 

■ヴァンダレイ・シウバがPRIDE時代に使ってたテーマ曲「Sandstorm」

 最後にシウバのテーマ曲「Sandstorm」。PRIDE時代のお茶の間の興奮が蘇りますね。

この音楽をトレーニングソングに設定したらテンションはもちろん上がりますが、今だけは少し寂しい気持ちにもなります。

ヴァンダレイ・シウバ、長年、素晴らしいファイトを沢山魅せてくれて本当にありがとう。

そして、お疲れ様でした。

 

(文:編集部)

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