【自演砲炸裂!】コスプレ戦士、長島☆自演乙☆雄一郎が延長含む4Rの激戦に勝利!RISE99
■2014年4月29日(会場:ディファ有明)
コスプレ戦士、長島☆自演乙がRISE99にて、
ウェルター級1位の渡部太基と延長を含む4Rのすさまじい打撃戦を繰り広げ、見事勝利を収めた。
リング上の勝利インタビューでは「いやー想像以上に疲れました」と語っている。
この戦いに向けて、70キロから67.5キロへと減量をしている。その事で何かカラダへの影響はあったのだろうか?
試合後、長島選手に筋肉バカドットコムの単独取材を受けて頂いた。
■第10試合目
<ウェルター級(-67.5kg) 3分3R(延長1R)>
渡部太基(26歳) 身長:174cm 構え:サウスポー
(藤原ジム/RISE 1位、元WPMF日本ウェルター級王者)
vs.
長島☆自演乙☆雄一郎(29歳) 身長175cm 構え:オーソドックス
(魁塾/K-1 WORLD MAX 2010 -70kg Japan Tournament優勝)
会場には大勢の観客が詰めかけ、その注目度の高さがうかがえる
今回、長島選手コスプレ入場は、「空手バカ一代」
上下に柔道着を着て、トレードマークの赤髪が隠れるほどの黒髪のカツラ(ウィッグ)着用にて登場
さらに驚くことに、片方の眉毛(右側)が完全に剃り落とされていた!!
理由は「空手バカ一代」の作品中に登場する山籠りバージョンとのこと。
コスプレ設定の詳細は長島選手のブログに詳しく書いてあるので是非チェックして欲しい!
http://ameblo.jp/jienotsu/entry-11837689192.html
試合が始まると1R目からすぐさまお互いに距離を詰め激しい打ち合いが始まった、
オタク(長島) VS ヤンキー(渡部) というような構図で注目のされ方をするほどに、
対極的なコメントスタイル、風貌をしている両者。
しかしお互いに絶対に相手を倒したい、それもKOで。俺が勝つ。という熱さには違いはなく、
その気迫が存分に感じられる試合展開になっていく。
1R目は渡部選手のスピードとローキックが冴えている印象。
長島選手も鋭くパンチで反撃しながら、両者譲らずに乱打戦へともつれていく。
渡部選手のローキックが強烈に入るシーンがあり、
このままローキックが入ると、長島選手の足にダメージが蓄積していくのではないかという予測がよぎる。
しかし2R目から長島選手は距離を上手くとりコンビネーションで試合のペースを掴んでいく、
相手に自分の距離を掴ませない。キックが来たら間合いを詰めて打たせない。
ワンツーを軸にアッパー、ボディなどが決まりだす。
近距離間でのクロスカウンターやバックブローなどが飛び交い、一瞬でも目が離せない試合が続く。
終始乱打戦であり、3R目(最終ラウンド)を終え、両者共にかなりのスタミナを消費していた。
そして3R目を終えたものの判定は、ドロー。激戦は延長戦へと突入する。
延長戦で試合に差がついた、スタミナに余力のあった長島選手が巧みなパンチで翻弄し連続ヒット、
渡部選手の体力とペースを一気に奪い続ける。
KOこそは逃したものの見事な判定勝利となった。
【試合後の取材】
今回、リング上で想像以上に疲れた~という普段とは違った疲れ方をしたという様なコメントをしていた為、
そのあたりの話しを取材させて頂きました。
「今回、実はスタミナ強化のトレーニングはかなりやってきたのですが、思ったより疲れました。
なんでかは分からないんですが。思い当るとすれば、いつもの70キロから67.5キロに減量したので、
食事で思ったように食べれない期間が長くありました。
計量パスしてから食い過ぎたのかもしれません。」
(長島選手)
確かに食べ過ぎてお腹が重くなり動きにくくなることはあるものの、
その空腹状態や量は慎重に管理しているはずの長島選手である、食べ過ぎ以外の可能性として、
純粋に体重が大きく変わった点の影響を尋ねてみた。
「もしかしたら慣れの問題ですかね、今まで70キロの動き方でやってきたので。
まだ身体が67.5キロの使い方に慣れてなかったのかもしれないです。」
(長島選手)
かつてフィギュアスケートの織田信成選手が体重に500gの違いが出ただけで、ジャンプや演技に影響が出る。
という事を語っていたことを思い出した。つまり2.5キロの違いと言えばその約5倍だ。
当然、体重移動のタイミングや感覚などは別なものになる。それを常に感じて微調整しながら戦えば無駄な力も入るし、
気も使うしスタミナは大きく消費しやすい。
慣れた体重とは違う体重に変化させて試合に挑み結果を出す事は、
数ミリ単位、コンマ何秒を左右する世界では想像以上に難しい事なのかもしれない。
【長島選手からファンへメッセージ】
「これ(今回の戦い)を僕だと思わないで欲しいです。
次はもっと足をつかって、
ケンカではなくキックボクシングを魅せて倒しますので!
また応援よろしくお願いします!」
■長島☆自演乙☆雄一郎オフィシャルブログ
勝ちました!!(2014-04-29)
(文:遠藤大次郎 写真:筋肉バカドットコム)