トレーニングした肉体とシンプルなファッションはいつの時代でも通用する
パリコレ四天王 pic.twitter.com/JI0f59X3i3
— 内藤蓬莱存 (@Naitobooon) 2014, 7月 17
【えっ】パリコレの顔すら見せてくれない衣装が前衛的すぎるwwwwwwwww(キニ速)
ファッションデザインの世界的発表会、
パリコレのファッション画像を見て、その驚きのあまりモニターに眼球を2ミリまで近づけてしまいました。
■ファッション(服装)の選択という悩み
人には多くの悩みがあると思いますが、その中の一つにファッションの選択があります。自らのファッションを選ぶという自由な行為、これはいったいなんなのでしょうか。その難易度。修学旅行ですこぶるダサいと思われたときの周りの反応、あの恐怖からの脱出、それに打ち勝つために、ファッション雑誌を買ったりセンスのいい友人に相談したり、はたまた5回に1回程度というウザくない頻度で店員さんにやんわり相談したり、そのお返しに薦められた服を言われるがままに買ってしまい、部屋に帰ってからやっぱりコレ着こなせないな~。とそのままタンスに直行。封印。なんて経験をされている方は沢山いると思います。
今の自分のファッションは、ダサくないだろうか・・・。それほどオシャレではなくても、もしみんなより著しくダサければ、ガッカリされて出会いのチャンスを台無しにしてしまうかもしれない。その前にイケてるパーティーやイベントがあっても自分は呼んでもらえないかもしれないな・・・。だからセオリー、セオリーのファッションを手に入れよう・・・。(焦り)
そんな葛藤や不安と戦いながら、やっと手に入れた自らのファッションスタイル。お気に入りのパターン。ファッションスタメン。あると思います。友人と会うとき用、気になる女性と会うとき用、ちょっと真面目モードで出かける用。しかしその苦労して多くの時間と費用をかけ手にいれたパターンも、5年後10年後には猛烈にダサくなっている可能性があります。
なぜ、苦労したのにファッションのダサい、ダサくないという価値観は数年ごとに移り変わってしまうのでしょうか? それは、パリコレなどのファッション関係者が、定期的に新しいテーマを打ちだし、世の中のファッションの流れを変えていくからなのです。今年の流行はこれだ!的な号令的なあれです。
■パリコレクションとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/パリ・コレクション
【引用】「パリ・プレタポルテ・コレクション」は3月に秋冬コレクション、10月に春夏コレクションが2週間前後の日程で開催発表される。また「パリ・オートクチュール・コレクション」は1月に春夏コレクション、7月に秋冬コレクション、男性服コレクションも同じく2月と7月に開催される。これらを総称して「パリコレ」という。
パリコレという言葉はファッションが好きな人じゃなくても聞いた事はあるのではないでしょうか?
毎年コレクションの発表は開催されています。
【引用】世界の有名なプレタポルテの蒐集は主にニューヨーク・ロンドン・ミラノ・パリの4カ国4都市で開催される。多い時には各国から参加する意匠家を合わせて総勢200近いメゾンが参加する。なかでもパリ・コレクションは世界的にも一番に規模が大きく、その年の服飾の流行が左右されるため注目度は非常に高い。
【引用】数多くの意匠家が独創性を重視した新しい作品を発表し、世界各国の報道関係者、ライター、フォトグラファーなどのメディア関係者や、バイヤー、スタイリストなどのアパレル業界関係者、その他芸能人、時に政治家などが開催時に招待客として前列に並ぶ。その他、特に有名意匠家のメゾンにおいては、世界的な著名人や重要人物顧客人などが招待される為に、実際には一般の人々が直接会場で見ることがとても難しい状況である。
この発表会やタイミングを参考に、定期的にファッションのテーマを産み出して、流行りを変えていくわけなのですね。そして徐々に過去のファッションはダサいものへと追いやられていくわけなのですが、実用的とはいえないファッションデザインの数々。とはいいつつもそこから新テーマのファッションが世界中に発信され、私たちの目の前の現実を変えていきます。どう立ち向かっていくべきなのでしょうか?またファッション雑誌を買って考えていけばいいのでしょうか?ただ問題なのは私たちはファッションの事ばかりを考えていられない訳でして、沢山やることもあり忙しいのです。
変化し続けるファッションの流行り。
どうすればいいのでしょうか?
■トレーニングした肉体とシンプルなファッションはいつの時代でも通用する
こちらの画像をご覧下さい。
写真の男性はロングTシャツにジーパン、女性は運動用のウェアでありますが、ともに極めてシンプルでして昔からいくらでも登場してきたもの、見たことがあるファッションの組合せだと思います。素材や色合いは時代によってセンス良くなっていると思いますが、ポイントはデザインとしてのそのシンプルなファッションを着る肉体から放たれる無言のカッコよさです。圧倒的な美しさ。品のよさ。つまりファッションにおいて常に求められるポイントのすべてが満たされている。全然ダサくない。つまり”イケてる!”のです。
この鍛えられた肉体とシンプルなファッションには最新のデザインであるパリコレのパの字も感じさせないわけでして、このシンプルなファッション、つまり鍛えた肉体とシンプルなデザインさえ覚えておけば、時代の流行りに翻弄されずに100年でもカッコよさを保ち、悩みは解決、あらゆる出会いの場で安心安全に十分にカッコよいファッションとして通用するのではないでしょうか?
(文・遠藤大次郎)