【SASUKEオールスターズ】山本進悟 「初出場時にはガソリンスタンドアルバイト」
【引用】山本 進悟(やまもと しんご、1974 )は、TBS『SASUKE』のSASUKEオールスターズの1人。東京都出身。自動車整備工場勤務。身長171cm、体重67kg(2012年12月時点)。保善高等学校卒業。
http://ja.wikipedia.org/wiki/山本進悟
前回紹介した伝説の男ミスターSASUKE山田勝己さんと同じく
第1回目から粘り強くSASUKEに出場している選手がいます。
SASUKEオールスターズの1人である、山本進悟さんです。
山本進悟さんはSASUKEの歴史で、唯一1997年の第1回大会から2013年の第29回大会まで「SASUKE皆勤賞」として出場を続けています。その過程の中で、仕事での出世が実況では伝えられ、ガソリンスタンドアルバイトから出世につぐ出世を重ねていき、第26回には課長にまでなっています。これを当時の実況古舘伊知郎は、「油まみれの出世物語」と呼んでいました。
■アナザーライフでのインタビュー記事
若い世代の道しるべになりたい。「SASUKE」皆勤賞で経た栄光と苦悩。
このインタビュー記事を読むと元々 陸上選手として素質が非常に高かったことが分かります。
オリンピックの強化選手という進路の選択肢があったとのこと。誰もが羨む才能、そんな輝かしいすさまじいアスリートセンスを持ちながらも、高校を卒業する時には多くの人が直面する現実的な問題、この先お金をどう稼いで自分はどう生きていくべきなのか。本当の自分はこの先は何がしたいのか。純粋にその事を考え、進路について苦悩したことが伝わってきます。
そして、好きな車に関わる仕事を得る為に整備士の専門学校へと進み、同時にガソリンスタンドでアルバイトとして働きだしSASUKEに出会って生活がリアルに変わっていきます。
さらにそこから、直面するさらなる苦悩に向き合う山本進悟さんのストーリーはSASUKEファンならずとも必見です。
■山本進悟:第27回大会の映像「ファーストステージ(1st)、スピンブリッジの対岸に激突」
■通算成績(1回大会~29回大会まで)
■過去データから見る特徴
【引用】秋のSASUKEには弱いというジンクスがあり、第4回から第11回まで続いた。原因は夏バテ。夏は食欲が涌かないらしく、スタミナ不足になりがちだったからである。その代わり春のSASUKEではいつも好成績を収めていた。最終挑戦者、最優秀成績、FINAL進出となった大会もすべて春の大会だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/山本進悟
今回の30回目は春の収録となっている為、好成績が期待されます。
トレードマークは帽子とポロシャツなのですが、帽子がアトラクションの突破過程で落ちる事はあっても、ポロシャツを自ら脱いでスタートするという事は無く、またタンクトップのみで挑むこともないので、他の選手とは違った美学を持っていると思います。
タンクトップの方が肩の稼働が広くスムーズになり機動性が上がるのですが、それを選ばないということは、山本進悟選手が普段のスタイル(仕事の服や自身の哲学)を大切にしているのを感じます。可能な限りトレーニングはしつつも、あくまでも優先させるのは普段の生活であり環境であり自身のスタイル、その自身のスタイルを崩さず守りながらこのSASUKEでどこまでいけるのか。
自然体の中で挑むという戦いの美学を、山本進悟さんはもっているような気がします。
(文:編集部)