「筋肉は生活に平穏をもたらす」米国留学中に筋トレと出会った青年実業家が放つ1冊『筋トレが最強のソリューションである』

著者:Testosterone(@badassceo)

1988年生まれの27歳。学生時代は110キロに達する肥満児だったが、米国留学中に筋トレと出会い、40キロ近いダイエットに成功する。大学時代に打ち込んだ総合格闘技ではトッププロ選手と生活をともにし、最先端のトレーニング理論とスポーツ栄養学を学ぶ。現在はとあるアジアの大都市で社長として働きつつ、筋トレと正しい栄養学の知識を日本に普及させることをライフワークとしている。

メンタルがボロボロ…仕事がうまくいかない…痩せない…モテない…人生のほとんどの悩みは筋トレがもたらす気分高揚効果と成功体験の積み重ねによって解決に向かう可能性がある。と主張するのは、書籍『筋トレが最強のソリューションである　マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』だ。この本は2016年1月に通信教育を手掛ける株式会社ユーキャンより発行されている。

　この本の著者は、Twitterで3万6千以上のフォロワーを持つ青年実業家、Testosterone氏。高校時代110キロを超える肥満児だったにもかかわらず、米国留学時に出会った筋トレを生活の中心に据えることによって40キロ近いダイエットに成功した経験を持つという。現在はアジアの国で社長として活躍する傍ら、正しい栄養学の知識と筋トレ文化を日本に広めることをライフワークとしているとのことだ。

■全177の格言、1ページ「1タイトル＋1コメント（格言）」の構成が基本となっている

　中を開くと筋トレをすることの意義をユニークな177の格言として1ページごとにまとめられている。どこでも適当に開けば、筋トレ愛が伝わる熱量の高いTestosterone氏の格言が飛び出す為、シンプルに「おっしゃ！今日も筋トレがんばるぜ！」と思える。また、筋トレのメリットはそうだったそうだった。とつい、どこかで忘れてしまっていた事も思い出させてくれるかもしれない。

■コラムはメニューを考える上で参考になる

　格言はギャグ的なものもあり、これ、どこまで本気にしていいの？（笑）　と分からず戸惑う方もいそうだが、格言の合間に挟まれているTestosterone氏コラムは丁寧な経験談となっている為、トレーニングや食事の参考になるのではないだろうか。もちろん専門用語が沢山あるので全くの初心者には少し難しいかもしれないが、焦らずネットで単語を調べながら読み進めていけば大丈夫なはずだ。

■収録されている章は６つ

1章：メンタルがボロボロになったあなたへ

2章：何度ダイエットしても痩せないあなたへ

3章：いつも自分に負けてしまうあなたへ

4章：どうしても仕事で成功したいあなたへ

5章：異性との接し方が分からないあなたへ

6章：そろそろ筋トレしたくなってきたあなたへ

　この様な本があると、何故、筋トレをしているのかなどを友人や上司、恋人などにとても説明しやすい。とりあえず、部屋の本棚やオフィスの机の上など目立つところに置いとけば、え、何？　筋トレって最強のソリューションだったの？　ちょっと見ていい？　と相手が存在に気づき勝手に読み出してくれるかもしれない。そういう時は、「筋トレに興味あるなら俺100回くらい読んでるし、いる？」と、いっそのことプレゼントしてしまおう。筋肉だけではなく器のデカさをアピールできるBIGチャンスだ。相手も筋肉や筋トレの価値に気づいてくれ、今以上に仲良くなれるだろう。

“生物として弱い”と認識されるとなめられて仕事押し付けられたりイジメられたりします。「俺をなめんなよ」と常日頃から攻撃的な性格でいると唯の痛い人。嫌われます。どうしたら穏やかに過ごしつつも”危険な生物”と認識してもらえるのか？答えは簡単。筋肉です。筋肉は生活に平穏をもたらします。

— Testosterone (@badassceo) 2016年3月19日