筋力や筋量を維持するのにどれだけの苦労があるのか。上司は消防署へ寄せられる『ひどいクレーム』に答える必要はあるのか。

001 139 - 筋力や筋量を維持するのにどれだけの苦労があるのか。上司は消防署へ寄せられる『ひどいクレーム』に答える必要はあるのか。

「我々も人間です」消防署へ寄せられる『ひどいクレーム』 消防士に話を聞いた

こういった『過度な配慮』や『過度なクレーム』は、消防士や救急隊員といった人命救助に関わる人たちを苦しめているのです。(中略)

消防士Cさん
うちでは、10年前に業務中の筋力トレーニング(市民体育館での)が禁止になりました。理由は、市民から寄せられた「筋トレばっかりしてないで、仕事しろ!」というクレームに消防長が謝ってしまったからです。(中略)

たった1つの苦情で、私たちの労働環境が悪くなります。本来なら、上の人間がきちんと説明して折れないことが大切だと思うのですが、謝ってばかりです。

(引用:http://news.livedoor.com/article/detail/13004667/)

 4月29日、市民の命を救うために働き、日々準備や訓練をしている消防士さん達が、一部の市民クレームによって大切な筋トレを禁止されるという非常事態に追い込まれてる現状がネット上で広まり話題になっている。さらに、「消防車で飲食店に来るのは非常識」などというクレームにより、満足に食事を取れないという現状も浮き彫りになっている。

 筋トレがいかに多くの命を安全に救う準備であるかを分からない事も問題なのだが、そのクレームに謝るという仕事に誇りや威厳を持たぬ上司にも非常に大きな問題があるという声も多い。ウェブメディアのgrapeの記事でも『過度なクレーム』に従う社会、もうやめませんか。と震えながら提案を行うほどの異常事態である。筋肉を必要とする職業に、筋トレや食事をまともにさせないなど悲しいほどの異常さではないだろうか。

 

(文・編集部)

 

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