【怪力】「(俺の)カラダもってくれよ!! 3倍界王拳だ!!!!」 タイニーミーカー、ベンチプレス世界記録500kg!
ここでタイニーミーカー(ベンチプレス500kg世界記録保持者) pic.twitter.com/Ad30ieHbEx
— うえでぃー (@Uedy_) 2016年1月15日
人類は不可能と思われることを成し遂げ続ける生き物である。かつてライト兄弟が世界初の有人動力飛行を成功したように。漫画・ドラゴンボールの孫悟空がべジータ戦で禁断の技を使用する時に叫んだ言葉がある。「(俺の)カラダもってくれよ!! 3倍界王拳だ!!!!」 過去、ベンチプレスの限界は医学の観点から500キロだと言われてきた。なんでも、筋肉がどれだけ発達しようとも骨がその重量に耐えられないからという。面白い。筋肉が骨など人間の他の組織を超越してしまうという話ではないか。
■強度的限界
医学の観点から人間が持ちあげられる限界は500kgまでとされ、それ以上の重たい物を支えようとすれば、腕の骨の強度が耐えられず、骨が折れてしまうとされる。
(中略)
すなわち、いくら筋力を鍛えようとも、骨の方が耐えられない為、創作物の中でもない限り、現実の怪力者は5、600kgを直接に両腕で支えるのは困難である。人間の場合、自重の3倍の荷物を持てれば、十分怪力と言える。wikipedia
さすが筋肉である。「これはさすがに、500kgのベンチプレス記録は諦めるしかないか……。」とは思わない。怪力トレーニーは全く思わないのである。本当に骨が耐えられないのか、試してやろうじゃないか。きっとそう思ったに違いない。科学の力も駆使し、プロテインパウダーにカルシウムパウダーをミックスさせただろう。そして2013年、ポールタイニーミーカーという男が500kgに挑んだ。
(出典:http://cdn-ak.f.st-hatena.com/)
現ベンチプレス世界記録保持者(フルギア)ポールタイニーミーカー(2013年記録:500kg)
動画では405kg → 455kg → 490 kg → 500kg と徐々に重量を上げていく。490kgに挑む時に軽快なサイドステップを踏んでいるシーンもチェックして欲しい。「オラ、綿毛のように軽いぞー!」と無邪気な声が聞こえてくるようだ。そしていよいよ1分35秒から500kgに挑むことになる! その迫力と結果は是非動画で確認してほしい。
■Tiny Meeker first bench press in history to break 1100. World Record 1102 pounds/ 500 Kilos
(文・編集部)