【特別コラム:岩本剛さん】オランダ野球チームDSSに合流「海外流のアップが物足りない場合はどうするか」について
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岩本 剛さんのプロフィール:大阪府出身
中1の時に貝塚シニアで硬式野球を始め後に泉大津野球協会(現泉大津ヤング)へ移る。
高校は和歌山県内の高校へ進学するが野球部の環境に馴染めず中退。
その後クラーク記念国際高校で高卒資格を取得し日本スクールオブビジネス専門学校へ進学。
その後社会人野球の東京LBC、ゴールドジムBCと移りその後プレーの場を海外へと移す。
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筋肉バカドットコム読者のみなさんこんにちは。岩本剛です。
今、私はオランダにいます。
オランダの野球チームに1月16日に合流し、練習が始まりました。
私が所属するオランダのチームは「DSS」という名前でホームはハールレムという場所になります。
今年も選手として戦いながら、海外野球の魅力や自分の経験などを皆さんに伝えさせて頂ければと思います。
宜しくお願いします。
今回は「海外流のアップが物足りない場合はどうするか」についてです。
【チーム練習は1日2時間弱】
私のいるチームの練習時間は1日2時間弱で週4回の全体練習というスケジュールになっています。
開始時間は平日は8時半から11時までで週末は12時から2時半まで。
そんな感じなのですが、意外と2時間弱の中での時間の使い方はしっかりしているチームだなあと感じました。
【外国のチームはアップ時間が短い】
やはりアップ時間は外国は少なくて日本は多い傾向です。
アップに時間を費やすのは私にはマッチしてますが、外国のチームはどこ行ってもアップ時間は短いですね。
今回のDSSもその中に入ると思います。では簡単に練習の流れをお伝えします。
【練習の流れ】
スタートはランニングをして身体をほぐした後、ショートダッシュをし、その後投手陣と野手陣に別れ、別メニューのトレーニングになります。
投手陣はメデシンボールを使ったトレーニングと重りを持ち上げてのランジ、長太いチューブを使ったインナーマッスル等した後キャッチボール、立ち投げ、ピッチングと移ります。
時間はキャッチボール、15分、立ち投げ、10分、ピッチング15分という配分です。
その後自重体幹トレーニングへと移ります。
ウェートトレーニングを入れる日はまた変わってくるのですが、ウェートがない日のトレーニングはこういった流れになります。
【アップが物足りない場合はどうするか】
この練習の流れは経験上アメリカっぽい感じに近いです。
そしてウォーミングアップ(通称:アップ)の時間自体が少し少なく物足りないなあと私は感じてしまいます。
ウォーミングアップ時間をシッカリ確保する事で怪我のリスクを下げる事に繋がると考えていますので、どうするか。という事なのですが、チーム練習前に予めウォーミングアップをしそれからチーム練習に入る事にしています。
日本でやっていたアップ方法を現地でもやってアップ量のバランスを調整するという形です。
それではまた次回、オランダ野球など感じた事をお届けしたいと思います!
(文:岩本 剛)
岩本 剛の活動状況はこちらにて確認できます。
http://www.athleteyell.jp/iwamoto_tsuyoshi/