アイソメトリクス(isometrics)
筋収縮様式の分類で、日本語に直訳すると等尺筋収縮となります。
筋肉がその長さを変えずに収縮し、張力を発生させることで、動かないものを押したり、
引いたりする運動がそれに当たります。
胸の前で両手を合わせて押し合うというのもよく知られるアイソトリクスの例です。
この方法で行う運動をアイソメトリックス・エクササイズ、またはアイソメトリクスと呼びます。
特殊な器具を必要としないので、
安価でしかも手軽に行えるわけですが、筋力向上の効果が訓練した関節角度のみに限られているので、
ひとつの関節をいくつかの角度に分けて行う必要があります。