5年間の肉体強化を試しラグビー再挑戦!パワーリフター「信田泰宏」がトップリーグのトライアウト受験
5月14日は #ラグビー #トップリーグ トライアウトに参加した #成蹊大 OBの27歳信田泰宏。大学卒業後一度は離れたラグビーに再挑戦、 #パワーリフティング 世界一と楕円球、2つの夢を追う pic.twitter.com/BLfBXJtzAT
— 東京中日スポーツ首都スポ (@syutospo) 2016年5月13日
■信田泰宏がラグビー再挑戦 パワーリフティング世界一
トップリーグのトライアウトに最年長で参加した信田。ジャージーが破れそうなほど盛り上がった筋肉を持ち、セレクション試合でトライも挙げた27歳は、違う競技で世界チャンピオンを目指す二刀流アスリートだった。
(中略)
パワーリフティングの第一人者が、なぜトップリーグのトライアルを受験したのだろう?
「去年のワールドカップを見て、燃えてきたんですよ。五郎丸歩さんや山田章仁さんとは大学時代に対戦したし、田村優は同期。そんな人たちが、世界であれだけやっていることに感動して」
振り返れば、大学時代は体重70キロ前後と体が小さく、非力なのが弱点だった。だが、5年間トレーニングを続けてきて、別人のように体が大きくなった。体重は通常85~90キロ。この体でラグビーをやったらどうなるだろう…。そんな思いで過ごしていた日、インターネットで見つけたのがトップリーグトライアウト実施の記事だった。(引用:http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/shutospo/news/CK2016051402000190.html)
スポーツはフィジカル全盛期に入ったと言われる昨今、学生時代は非力でも社会人になり価値あるトレーニングで別人のように筋肉が成長してしまったとき、一度離れた競技の世界に舞い戻り、己の筋力を試してみたい。そう思うのはごく自然なことだろう。パワーリフティングで世界一を目指す信田泰宏(しだやすひろ)選手(27才)は元ラガーマンであり、その挑戦権を得た貴重な1人だ。
高校ラグビー時代は茨城・清真学園で主将、U-17関東代表、茨城県国体代表などに選ばれたのち、関東大学対抗戦1部で活躍。その後、公務員試験に合格し東京都職員の就職を機にラグビーから離れていたという。職員を退職したのち、パーソナルトレーナーとして起業、ボディビル、パワーリフティングへと筋肉フィールドを変えていく。そしてパワーリフティングの世界で才能が開花。全日本選手権であるジャパンクラシックベンチプレス選手権男子一般83キロ級で記録190キロで優勝。練習では215キロを上げているとのことで、世界記録である210キロを超えるポテンシャルを持ち、世界大会での優勝を狙っている。
記事によれば大学時代の体重は70キロであったが、卒業後の約5年間のトレーニングで体重85~90キロへと進化したという。トレーニングの知識や鍛錬を経て圧倒的パワーを手に入れる事に成功した信田泰宏(しだやすひろ)選手は、「この身体ならどういうラグビーが出来るんだろ?」と思い、トップリーグのトライアウトを受ける事にしたという。自らの両手から溢れ出るパワーを抑えきれないような、震えるようなエピソードである。
■スピードにパワーが備わったとき、ラグビーの世界で何が出来るかを試した信田選手
トライアウト自体は世界大会と日が近かったのでまずは怪我しないように、その中で今の自分がどれくらい出来るのかな?ってのを試してました。
ラグビー現役の時は細くてスピードだけが取り柄だった自分が、色々変わった今どういうラグビーが出来るんだろ?と。— 信田泰宏 shidayasuhiro (@yasuhiroshida) 2016年5月13日
長年の忙しい社会人生活の中で、非力というバックボーンをもちながらも知識を吸収し、筋肉を強化してきた信田泰宏(しだやすひろ)選手が、ラグビーのトップリーグに入る事ができれば、粘り強く筋肉を鍛える全社会人において、極めて明るいBIGニュースになるだろう。
■2016 ラグビー トップリーガー発掘プロジェクト
(文・編集部)
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