【豪雪地帯】山形県、5つの動作「除雪deエクササイズ」と言う名の新エクササイズが考案される
■【山形】雪かきで健康、一石二鳥…山形のジム経営者考案
豪雪地帯の山形県新庄市で、つらい除雪作業をトレーニングに換え、体力向上や健康増進につなげる取り組みが進む。 地元のスポーツジム「スタイルハート」経営の富沢洋一さん(40)が考案した「除雪deエクササイズ」が静かなブームとなっている。
(中略)
除雪deエクササイズでは、量販店などで市販されているスノーダンプやスコップを用いた五つの動作を紹介している。例えば、スノーダンプの取っ手を両手で肩幅の広さに握り、胸を張って手首が反り返らないように雪かきをすると、上腕二頭筋、いわゆる「二の腕」の筋肉に効かせることができるという。
(引用:http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20160224-OYT1T50004.html)
豪雪地帯では雪かきを1日2回行うとも言われていますが、トレーニーならば何も考えずに、1日雪かきをするなんて無駄な事は絶対にないはず。どこの筋肉を使っているかを意識して動くことはセオリー中のセオリーですが、山形県の富沢洋一さんはその重要性を伝える為に「除雪deエクササイズ」として5つ動作を考案したとのこと。解説動画もアップされていたのでご紹介します。
■スノーダンプの画像
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スノーダンプの幅を広く握る。しっかりと胸を張って、雪に差し込んでいく。このときに胸の筋肉を意識していく。
背中が丸くならないように注意。
■ナローダンププレス (二の腕重視のエクササイズ)
グリップを狭く握る部分を狭くする。
脇を締めて、肘を脇にをこすらせるようにして、雪にスノーダンプを差し込んでいく。
■ナローダンププレスダウン (二の腕重視のエクササイズ)
雪に差し込んだら、スノーダンプのグリップを下の押して雪をすくう。お尻が出ないように。
■ダンプウォーキング (姿勢改善重視のエクササイズ)
胸を張って、背筋を伸ばし、おへその位置を高くしながら雪を運んでいく。
■ツイスティングスコップ (ウェスト重視のエクササイズ)
膝を曲げて、お尻を落として、胸を張ってひねるように投げる。腰をひねり過ぎないように注意。
ふむふむなるほど!ということで、このエクササイズの動きが収録されている動画はこちら。
【動画】除雪deエクササイズ
(動画の4:00~エクササイズが開始されています。前後にはウォーミングアップとクールダウンの内容)
エクササイズを解説している奥のほうで、マイペースに除雪している人が沢山いるのはなんともシュールですが、とてもほのぼのします。解説や編集から丁寧に分かりやすく伝えようとする気持ちが伝わってきます。雪を使ったエクササイズがバージョンアップしていき、ウェイトバージョンも考案されるのを期待したいですね。
(文・編集部)