このエントリーをはてなブックマークに追加 2016年8月28日 | スポーツ, タイムライン, 菊竹 祥平 |

【日本代表】181cm 90kg山田章仁「きっと何かやってくれる」数値には表しにくい身体能力を持つ男

(出典:http://www.jsports.co.jp/)

山田章仁選手 (やまだあきひと) ラグビー選手。181cm 90kg。

 

 トップリーグ3連覇中のパナソニックワイルドナイツ、世界最高峰のスーパーラグビーのサンウルブズに所属で日本代表である。今回は山田選手の凄さとそれが分かる動画を1つご紹介したい。 山田選手は、スーパーラグビーで残り3試合を残した5月の時点で、9トライをあげトライ王だった。 (残念ながら、残り3試合は出場しなかったので、結果は2位)

 スーパーラグビーで1勝しかできず、最下位に終わったサンウルブズであったことを考えれば、この成績がいかにすごいかはすぐに想像できるであろう。

 

■とにかく足が早い選手が担うポジション「ウィング」

 山田選手のポジションはウイングである。ウイングは皆が体を張ってつないだボールをトライまで持っていくのが仕事だ。とにかく足が早い選手がこのポジションをやる。11番と14番で一番外にいるポジションになる。

 

■世界レベルのウイングは50mを5秒台で走るのは当たり前

 そして山田選手は、181cm 90kgで50mを5秒9で走る。 一般的にみればもの凄い数字だが、世界のラグビーに目を向けると、ウイングは50mを5秒台で走るのは当たり前。 体格にいたっても、190cm 100kgというのも当たり前になっている。 そんな中、なぜ山田選手が世界で通用するウイングなのか? という疑問を持つだろう。

 

世界で通用するウイングの理由

それは、「ランニングや相手を抜くステップの独創性」と、それを可能にする「ボディバランス」を持つ選手だからである

 

 スポーツを経験した者ならわかるだろうが、どんなスポーツでもある程度、経験による推測でプレーをする。 サッカーであれば、この体勢からシュートはない。とか、ライン際なので内側に切れ込むかパス。など。 野球ならば、このコースの球はファウルにしかならない。など。 ラグビーでも、そのような推測を基にプレーしたり、観たりする。

 

しかし、山田選手は違う

 

その推測を越えて来る選手なのである。

 

■数値には表しにくい身体能力が高い

  もし、サッカーゲームのウイニングイレブンがラグビーのウイニングフィフティーンを出したとしよう。 その時に、山田選手はあまり使われないだろう。 なぜなら、数値がいい選手が他にいるであろうから。192cm 100kg、スピード92、パワー95というように。 山田選手は、181cm90kg、スピード88、パワー85といったところか。 要は、数値には表しにくい能力が高いのである。

 

 これはサッカーでいうと岡崎選手のようなものだろう。 岡崎選手の持ち味は「裏のスペースへの飛び出し」と「献身的なプレー」だ。 これらを、数値に表すのは難しい。 だが、2人とも世界で通用しているという点は同じだ。 

 

■マニアックなトレーニングで目に見えない筋肉も鍛える

 山田選手のトレーニングは、単にバーベルを使った筋トレではなく、細部にわたるマニアックなものが多いという。 これにより、目に見えない筋肉も鍛え上げ、「ボディバランス」すなわち、世界で通用する「体幹の強さ」を身に着けている。そして、山田選手は中学時代からジムに通っており相当な「筋肉バカ」(リスペクト)である。

 

ラグビー日本代表・山田章仁

「山田…あいつ、ゴツくない?」

逆三角形の背中。大きく発達した広背筋に、クラスメイト達の視線が刺さった。それが、一度目のマッスルミートだった。中学時代はトレーニングジムでひたすらシゴかれ、とにかくキツかった。だが高校に入り筋肉が付いてくると、トレーニングはむしろ楽しくなっていく。

(引用:http://www.dnszone.jp/magazine/2015/0917-001.php

 

 だから、倒れない。スピードが落ちない。キレが増す。 ファンタスティックなプレーを可能にしている。文章では伝わりづらいが、プレーを見ればそのファンタスティックさは一目瞭然。

 

「山田がボールを持てば、(きっと)何かやってくれる」 そんな気持ちにさせてくれる、日本が世界に誇るフィニッシャー。 それが、山田章仁選手だ。

 

(文・菊竹 祥平)

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