【愛の騒動】「自分の大事な人を守るため」大正大キャンパスで男性講師が全裸に

00271 - 【愛の騒動】「自分の大事な人を守るため」大正大キャンパスで男性講師が全裸に

http://news.line.me/issue/social/ecafe8658f75

 大正大学は10日、マスコミ各社にあてたファクスで、「本学非常勤講師による不適切な行動について」として8日付でホームページに公表した出来事の詳細を改めて説明するとともに、騒動を謝罪した。

 説明によると、1月8日午後3時ごろ、学生が大正大・巣鴨キャンパスの建物間の通路で、男性が全裸になっているのを発見。連絡を受けた職員が駆けつけると、全裸になっていた男性は大正大の非常勤講師(55)だった。

 

1月8日、大学の講師が全裸になるという騒動がありました。

結果的に講師は退職してしまう事になってしまったこのニュース。

もし男性講師が鍛え上げられた肉体美であったらならば「これは芸術のデッサンの時間でして」と説明し、

ギリギリ問題を沈静化できたかもしれないのですが、騒動を調べていくとそこにはどうしても見えない部分が存在していました。

 

【大正大学】

大正大学は、東京都豊島区西巣鴨3-20-1に本部を置く日本の私立大学。

1926年に設置された。

 

【騒動のあらすじ】

■時間帯:騒動時は午後3時の昼間

 説明によると、8日午後3時ごろ、大正大・巣鴨キャンパスの建物間の通路で非常勤講師の男性(55)が全裸になっているのを学生が発見。多くの人の目に触れる事になってしまった事で騒動が大きくなってしまった。

■全裸理由:情緒不安定な女子学生(21)の要求

 講師は女子学生(21)に「私に信じてほしいならば、ここで裸になってくれ」と要求され、従ったということです。

通常なら断る要求。しかし、なぜ応じなければいけなかったのか。

結果:男性講師は退職

 当該講師の行為は公序良俗に反するものであり、本学の規定にも違反となる。

大学は立場上、厳正なる対処をしなければいけなくなった。

 

【大学からの報告】

00343 - 【愛の騒動】「自分の大事な人を守るため」大正大キャンパスで男性講師が全裸に

本学非常勤講師による不適切な行動について(報告)2015/01/10

【状況説明】

 職員が駆けつけると、その男性は本学非常勤講師(男性・55歳)であったので、保護し事情を聴取いたしました。
 それによると、当該講師は本学女子学生(21歳)と学内で出会い、話をしているうちに口論となり、「私に信じてほしいならば、ここで裸になってくれ」と要求されたということです。
 当該講師は独身で半年ほど前よりこの学生と親も同意の上で生活をともにしていました。

 

男性講師が付き合っている女子学生に何かを説明するも信じてもらえなかったようです。

全裸になる事で男性の説明が真実であるかどうかには関係ないはずの要求が女子学生から放たれました。

 

【情緒不安定な女性学生の要求だった】

この学生は日頃より情緒不安定な面があり、当該講師の言葉によると、感情が高まると突発的にどんな行動を取るか分からず、彼女の言う通りにしないと収まらないということを経験的に知っており、その言葉に従ってしまったということです。その際、衣服は学生が持ち去ってしまったので、当該講師はしばらくそのままの状態でおり、他の学生の目にするところとなりました。

 

昼間に公衆の面前で全裸にさせれば当然、問題は大きくなり講師の解雇などもあり得ます。

その講師側のリスクを分かっているからこそ、無茶な要求を出す事に意味があります。

また、女子学生である自分には講師に比べるとリスクはほとんどありません。

衣服は女子学生が持ち去ってしまったという部分から、女子学生が講師を徹底的に精神的に痛めつけようとしているのが分かります。

 

【男性講師は退職】

当該講師は彼女の不安感を払拭させるために取った行動であるものの、極めて軽率な行為であることを深く反省し、本学に対して辞意を表明いたしました。
 どのような事情であれ、当該講師の行為は公序良俗に反するものであり、本学の規定にも違反します。本学は厳正なる対処をすべく判断して、理事長が辞表を受理いたしました。
 その後、学生が落ち着いてからこの間の事情を聴取し調査をいたしましが、事実関係についてはこの通りであることを確認いたしました。

結果として、講師は大学側へ責任として退職しました。

講師が以下のようなメッセージを発表しています。

 

【自分の大事な人を守るために行ったこと】

 このたび、皆さんに多大な迷惑、ご心配をおかけしたことを深くお詫びいたします。
今回、私事ではありますが、自分の大事な人を守るために行ったことが、結果としてこのような事態に至ったこと、重ねてお詫びいたします。
 皆さんには、自分の信頼すること、信じることを貫き通して欲しいと思います。そのとき少しの冷静さも忘れないようにしてください。

 

今回の騒動のポイントです、大切な人とはいったいだれの事なのでしょうか。

感情的になり、何をするか分からない状況を止める為に自らが全裸になり犠牲になる事で解決しようとした講師。

もし女子学生が自らを傷つける行為などに出てしまうのを止めたのであれば、自分より大切だったのは女子学生です。

しかし、それ以外の第3者を女子学生が傷つける行為があり得たとするならば、その第3者が講師にとって大切な人ということ。

 

何をするか分からないというその具体的内容があれば、今回の騒動で講師にとって誰が大切な人だったのかを紐解く最も重要な部分ではあったのですが、具体的行動については説明されていませんでした。

ただ、昼間に全裸になることを選ぶほどの強迫性が女子学生の「何をするか分からない」にあったということは事実。

男性講師が身体を張り問題を止めようとした行為。

この騒動、みなさんはどう感じたでしょうか?

 

(文:編集部)

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