偏頭痛と顎関節症を克服! 俳優・武田真治が肉体改造をはじめた理由とは
鍛え上げた肉体は人生を変える! 武田真治がはじめて明かす、コスト0円でつくった美しい肉体の秘密。
「肉体は人生の名刺である」
華奢な身体とフェミニンな雰囲気で絶大な人気を誇った10代から20代前半。しかし、いつしか身についた傲慢さと、不健康な生活が身体も仕事も蝕んでいく――。25歳の時、顎関節症を発症し、はじめて自らの身体を意識。そこから始めた、東京体育館でのベンチプレスを中心とした肉体改造。42歳のいま、見事な胸筋と割れた腹筋を服の下に隠し持つ。
ジュノン・スーパーボーイコンテストでグランプリを受賞し、美形俳優となった武田真治。
俳優業やタレント業だけでなく、サックスプレーヤーとしても活躍しています。中性的なルックスで、女性を魅了させた武田真治ですが、彼のウリとも言えるその細い体を捨て、現在はたくましくも美しい筋肉をつけた肉体。
一体、なぜ彼は肉体改造を行ったのでしょうか。
【武田真治の筋肉が凄いっ!!】 武田「ずっと隠していた・・」 大竹「何でそんなにマッチョなの!?」
(売れるか売れないかが問題ではない。簡単みたいな事を言ってお金を儲けるつもりは毛頭無い。と誠実に語っています。)
■元フェミ男の武田真治、そもそもフェミ男とは?
「フェミ男」とは、1994年頃に派生した俗語で、「体型、ファッション、言動など、女性っぽい雰囲気の漂う少年のこと」です。
(※日本俗語辞書より) http://zokugo-dict.com/28hu/femio.htm
筆者は20代後半ですが、フェミ男という言葉を知りませんでした。現在は死語になっている言葉なのでしょう。
さて、そんなフェミ男の代表とされたのが、いしだ壱成や武田真治。
筋肉が少なく、なよっとした印象である雰囲気の彼らは、当時の人々の目に斬新に映ったのかもしれませんね。
■顎関節症によりフェミ男を卒業、筋トレ開始
フェミ男の武田真治が、筋トレを開始したのは25歳のとき。
顎関節症を発症してしまい、その原因が体力不足で、負担がすべて顎にかかってしまっているからだと医師から告げられます。
治療のため、全身に筋肉をつけるよう指導されたのです。武田はWEB GOETHEのインタビュー「「美しい男2013 あの人はどうしてそんなに若いのか? トレーニング編」で、以下のように語っています。
「当時は体力がなかったので、すべての負担が顎の関節にかかってしまっていました。強烈な偏頭痛に苦しみ、口を開けられないから食事も面倒になってくる。そうするとますます身体が痩せていくという悪循環。医師から身体全体に筋肉をつけて顎の負担を減らすように指導され、最初に薦められたのが縄跳びでした。縄跳びって大人になってやってみると結構難しいし、キツいんです。最初は50回もできませんでしたが、毎日跳び続けていたら、1カ月後には1度に500回跳べるようになりました」
(引用: http://goethe.nikkei.co.jp/hbeauty/130528/ GOETHE )
実は筆者も顎関節症を煩っており、就寝中はマウスピースを装着しています。
女性に多いと言われている顎関節症。女性のような体つきだった武田は、発症しやすい体質だったのかもしれません。
体力がないと、抵抗力も落ち、病気にもかかりやすくなってしまいます。
■筋トレにより、より良く仕事に取り組めるように
現在の武田の体脂肪率は6%。週3回、ベンチプレスをこなしています。
筋トレの効果は、体力がつくだけでなく、精神状態も向上します。
筆者も、一時期早朝にジョギングをしていた頃は、スッキリとした頭で仕事に取り組めていました。(残念ながら今はサボり中です……)
武田は、筋トレのさまざまな効果について、以下のように語っています。
「運動して疲れているくらいのほうが謙虚になれるんじゃないかな(笑)。役者も舞台の仕事などは、体力勝負。どんなアクションでもケガをすることがなくなったし、ボクシングをやったおかげで共演者との距離感も測れるようになりました。ボクシングはすごく勉強になるんです。闘争本能をむきだしにして殴り殴られしていると、人間も動物だなと思えてくる。自分の弱さを知ることもできるし、暴力の虚しさも学ぶことができた気がします」
(引用: http://goethe.nikkei.co.jp/hbeauty/130528/ GOETHE )
■身体に不調を感じているフェミ男が目指すべきは、武田真治のような細マッチョ!
身体に不調を感じて悩んでいる人は、筋トレをして鍛えれば、健康になり今時女子に人気の「細マッチョ」にも近づけます。
健康面と精神面、どちらにとってもプラスなことだらけの筋トレ。
両方を改善すれば自然と女子からの人気が出て、自分への自信も沸いてくるはず。
体力不足や体の不調に悩んでいる男性は、武田真治を目指して、できる筋トレから取り組んでみてはいかがでしょうか。
(文:姫野ケイ)