【あの森下雄一郎も契約した】世界最高峰の楽しませるストリート・バスケットボール集団「TEAM AND1」とは!?
ウェア、シューズなどのスポーツブランドは沢山ありますが、バスケットボールに特化したブランドの「AND1(アンド・ワン)」という名前を聞いた事はありますでしょうか?バスケットの分野では「AND1」というブランドがあります。バスケをやらない方にとっては馴染みがないかもしれませんが、その「AND1」はバスケチーム「TEAM AND1 」を作り、やがて世界最高峰のストリート・バスケットボール集団のイベント「AND1 MIXTAPE TOUR」を生み出すことになります。
そして、「TEAM AND1 」(AND1とも略される)は、今やあのNBAと同じくらい絶大な知名度を持っています。たった1つのブランドが生み出すことになるバスケチーム「TEAM AND1」、そして「AND1 MIXTAPE TOUR」というイベントとはいったい何でしょうか。
まずはストリートバスケの定義について
■ストリートボール(別名:ストリートバスケットボール)ついて
http://ja.wikipedia.org/wiki/ストリートボール
日本のストリートボールの大会は、3on3のハーフコート(コートが半分で、リングが1つ)の形態で行われることが多い。しかし、これはあくまでも基本的な形であり、ストリートボールに公式ルールは存在しない。
通常のオールコート(リングが2箇所)を用いて行う形態もあり、単に「外で行われるバスケがストリートボールである」という定義もできる。実際に、アメリカではオールコートのストリートボールリーグも存在する。
■「TEAM AND1」、そして「AND1 MIXTAPE TOUR」誕生の歴史
1993年に生まれたバスケットボールブランドAND1の飛躍はAND1 MIXTAPEから始まった。
―映像制作
「AND1 MIXTAPE TOUR」は1998年にひとりのバスケットボールコーチが、あるひとりの少年のプレイをビデオに収めたことから始まる。そのビデオに収められた少年のムーブ、テクニックに大きな可能性を感じたAND1は、ストリートボーラーを集め、彼らのプレイを収録。彼らのプレイのハイライトと、ストリートボーラーのライフスタイルそしてファッションやHip HopをMixさせ、「MIXTAPE」として全米の小売店にプロモーション用ビデオとして20万本を制作。瞬く間にその映像は大きな話題を呼び、AND1の名を一気に広めることとなった。
―2000年に「AND1」チーム誕生、そしてイベントツアー開催へ
新たなスター選手を発掘し制作されたした第2弾が好評を得ると、2000年には全米のストリートボールレジェンド達で結成された、TEAM AND1が全米各地を回る「AND1 MIXTAPE TOUR」を開催。ストリートバスケットの魅力に各会場は満員の連続となった。そして2003年にはヨーロッパ進出を果たし、ヨーロッパにおいてもAND1が広まることとなる。その後も毎年「AND1 MIXTAPE TOUR」は全米で行なわれ、2006年は全米25都市を回る、アメリカで最も規模の大きい、世界最高峰のストリートバスケットボールのイベントに拡大。
この活動をきっかけに、ストリートボールからNBAチームと契約にいたる選手も出てくる事になります。
■『NBA』と『AND1 』の違い
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1213340352
☆NBA
NBAはアメリカとカナダに全30チームがあり、東西2つのカンファレンス、さらにそれぞれ3つのディビジョン(各5チーム)に分かれて、10月から翌年4月までレギュラーシーズン82試合が行われる。
(中略)
両カンファレンスを優勝したチーム同士で行われる決勝は「NBAファイナル」(6月上旬~中旬開催)と呼ばれ、世界各地に中継放送されて30億人が観戦していると言われる。また、国際バスケットボール連盟(FIBA)ルールとは異なる独自のルールがあり、その違いからオリンピック、世界選手権などでアメリカが苦戦を強いられる要素にもなっている。(例 ゾーン・ディフェンスの一部禁止、3ポイント・ラインが国際ルールのコートよりもリングから遠い など)
☆AND1
「AND1」はアメリカ全土からメンバーを選抜し、ストリートならではの自由な発想と、トリッキー&アクロバティックなプレーで“魅せる”ことにこだわる、世界最高峰のストリート・バスケットボール集団である。全米を転戦する。「AND1 MIX TAPE TOUR」は、各地で熱狂的なムーブメントを起こす一大スポーツイベントとして絶大な人気を誇っている。
彼らが繰り出す技は人を飛び越す高さから叩き込むダンクシュート、目にも止まらぬ高速シザース(ボールをまたぐドリブル)、ノールックパスからのアリウープなど、バスケの常識を覆すスーパープレーばかり。これらの超絶技巧が真っ向からぶつかり合う1 on 1のシーンでは、一瞬たりとも目を離してはならない。
そして「AND1」のもうひとつの魅力は大音量で鳴り響くヒップホップと、コートMCによるナビゲート。バスケと音楽、ふたつのテイストがブレンドされることによってプレーヤーはもちろん、会場のボルテージもストリートさながらにヒートアップするのである。勝敗にこだわるNBAとは違い、ルールにとらわれず得点までのプロセスで観る者を楽しませる「AND1」。
そんな中、2006年衝撃のニュース。日本人として初めて、AND1と契約した選手が誕生します。
海外でストリートバスケに没頭していた森下雄一郎という選手です。
■森下雄一郎(ストリートからプロへ成り上がりを目指した男)
http://ja.wikipedia.org/wiki/森下 雄一郎
・2006年世界最高峰のストリートバスケットチーム「AND1 mixtapetour」とアジア人として初めて契約。
森下 雄一郎(もりした ゆういちろう、1977年6月20日 – )は、兵庫県尼崎市出身のプロバスケットボール選手、ヒップホップMC。ポジションはポイントガード。身長169cm。小学校5年生よりバスケットボールを始める。日本では全くの実績もなく、12年前にバスケットボールの夢を掴みに大阪高校卒業後、単身渡米。
NY・ブルックリンのストリートコートから黒人選手を相手に勝ち上がっていき2006年世界最高峰のストリートバスケットチーム「AND1 mixtapetour」とアジア人として初めて契約。海外での活躍を『情熱大陸』でも取り上げられる。
森下「腐るも何も、バスケット大好きなんですよ。(中略)背が低いだ、お前バスケが下手だなとか、シュートが出来へんだな。そんな問題じゃない。自分がやりたいという気持ちさえあれば出来るって。だから腐るとか失敗とかそういうネガティブな発言は僕のバスケットボールに関しては出てこない。」
いかがだったでしょうか?色んなバスケットの世界がありますね。 「TEAM AND1」とその全米イベントツアー「AND1 MIXTAPE TOUR」を生みだす事になった「AND1」というブランド。 その卓越した技術とエンタメ性は日本のバスケ界に影響を与える、さらに大きな重要な存在になってくると思います。
(文:筋肉バカドットコム)