【椎間板ヘルニアの危険 】ビジネスマン必見! カバンの持ち方があなたの身体を蝕んでいる
紳士淑女たるもの、優雅にバックを持って歩きたいものだ。
しかし、淑女ゆえにハンドバッグの中身はぎっしりと詰まっているものだ。
また、優秀なビジネスパーソンもぎっしりと資料が詰まった重いバッグを持ち運ぶ。
その2つに共通するのは重いバッグを持つことで、筋肉を殺してしまう可能性があるということだ。
英国の理学療法士ラッセル・ストッカー氏は重いバッグがもたらす影響について次のように指摘する。
「バッグを持って歩くと、ふだんとは違った歩き方をしているんです。
異なった姿勢を長時間することは骨格の変化をはじめ、痛みなどを引き起こす原因となります。
とくにハイヒールを履くと、骨格への負担は顕著にあらわれます」
具体的にどのような影響があるのか。ストッカー氏の見解をまとめた。
まず、顕著にあらわれるのは首への影響だ。
バッグを持つとき、首は重心をとるために、自然とバッグとは逆のほうに傾く。
そのためダイレクトに首への負荷がかかる。肩がこるのはこれがいちばんの原因だろう。
さらに肩にかかった負荷は上背、肩甲骨、背骨を支える筋肉にそのまま伝わる。
継続的な負荷は腰痛を引き起こし、ひどいときには椎間板変性や椎間板ヘルニアなどに発展する可能性もある。
凝り固まった筋肉は死んだも同然。しかし、せっかく鍛えた大切な筋肉をこのまま失うなんて真似はしたくない。
そこで、筋肉バカはよりスマートに解決する方法を考えた。
■1:荷物をできるだけ減らす
当然、まずいちばん初めに行きつく回答がこれだ。だが、営業資料を減らすわけにはいかない。
それに、女性は鏡を家に置いてくるなんて真似はできないだろう。
だが、タブレットPCに営業資料を詰め込めばどうだろうか。きっと感覚的なプレゼンテーションができるだろう。
それに、スマホにミラータイプの液晶保護フィルムを貼れば、鏡を用意しなくてもいい。
■2:荷物を持つ時間を減らす
移動中、常にバッグを手に持っているのはよくない。
そっと床に置くことで身体にかかる負担はかなり減らせる。
長時間バッグを持つ必要がない場合はコインロッカーに預けるのが、できる筋肉のなせるわざだ。
デートのときには使えないが、女性の場合はキャリーバッグを使用するといい。
■3:交互に持つ腕を変える
荷物の量も減らせない、持つ時間も減らせないという場合は、交互に持つ腕を変える事をすすめる。
右腕で5分持ったら左腕に変え5分持つ。そうすることで物理的負担を分割し、疲労の蓄積を軽減することができる。
一見、当たり前のようだが、体の歪みも抑えられるので効果的だ。
負荷を減らすことで、凝り固まった筋肉はよみがえる。
スタイリッシュな生活を追及することは、筋肉の成長にも効果的なのだ。
世の中をスマートに生き抜く、スタイリッシュマッスルを手に入れるチャンスだ!
(文:筋肉バカドットコム)