肉体も性格も真逆!筋肉キャラは誰が使うのか、大ヒット映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が超オススメできる理由
(公式サイト:http://www.jumanji.jp/ )
この映画はマジで面白い。先日、編集部のメンバーで試写会にいってきたのが『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』である。ストーリー、リズム、ユーモア、筋肉。4拍子がそろっており、上映時間の1時間59分、とてもリズムよく飽きずに楽しめたのでご紹介したい。2017年12月全米公開後、公開3週目でスター・ウォーズを抜き3週連続No.1、全世界55カ国でNo.1、全世界興収960億円超えの実績はだてじゃなかった。
■「ジュマンジ」あらすじ
素行不良で居残りとなった高校生4人。ある日、呪われたゲームの世界に吸い込まれてしまう。そして、肉体も性格も真逆となったゲームの世界で、3回死んだら現実の世界には決して返ってこれないという急展開に……。いきなりこんなことって……とにかく、全員生きて帰れ!(困惑)誰か1人は筋肉キャラ絶対選んでいるよな!である。
(左:スペンサー、中央左:フリッジ、中央右:マーサ、右:べサニー)
スペンサーは現実では気弱なオタク、ゲーム内では勇敢でムキムキ冒険家のキャラになる。さらに弱点はないという最強っぷりだ。ムキムキ冒険家を演じるのは、世界最高レベルのプロレスラーであり超肉体派俳優、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン(マッチョスキンヘッド)。他のメンバーも、現実と真逆のキャラになるのだが、それは彼ら自身が否定してきたスキルを持つキャラなのだ。
■ゲーム内でのキャラは肉体も性格も、場合によっては性別も真逆
現実の世界で否定してきた真逆のスキルとなった4人。これがユーモアなシーンに繋がりとても楽しめる。もっていなかった筋肉スキル(運動能力含む)への感動、また、当たり前だと思っていた筋力がないという悲劇。尋常ではないレベルの猛獣ひしめくジャングル内、そして武器を使う敵達に命を狙われる緊迫の連続において、ピンチやステージをどう乗り越えるのか。知力や専門的能力を含めたすべてのスキルに対するリスペクトの感情がモリモリと沸いてくるのだ。(チームにおいて筋肉キャラは絶対に欠かせないなと改めて確信することにもなる)
■足が遅くなったフリッジ、現実ではアメフト部のスターなのに
フリッジは現実ではアメフト部のスターだった。筋力もスピードもトップクラスの存在だったはず。ウェイトを使った筋トレも相当に頑張っていただろう。しかしゲーム内では鈍足キャラになってしまう。そして、自分が否定したスキルを活かし、チームに貢献していく。
■セクシーな美女戦士キャラになったマーサ
空手、太極拳、合気道、ダンス・ファイティングと、格闘センス抜群のセクシーな美女戦士キャラになったマーサ。彼女は当然、これらのスキルを現実では否定していたのだ。生きる上で何の意味があるの?と。勇気溢れる行動で戦っていく。
当然、チームは仲間割れをしたり、失敗して無駄に死んだりもする。その中で何かをきづき、現実でもっていたスキルを教え合い、それぞれが成長していく。あまり多くを語ってしまうとネタばれになってしまうので作品の紹介はこのあたりにしておきたいが、2018年4月6日(金)の公開後、編集部はあらためて映画館にいくと思う。それくらい面白い(学ぶ事も多い)オススメの作品である!
■映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』新予告
(文・編集部)