【衝撃の事実】ネガティブ言葉を大声で叫ぶと身体能力が向上!「無駄無駄ッ!」イギリス・キール大学研究で判明
「無駄無駄」「テメエ!」など叫ぶと身体能力上昇、大学研究で判明 ネガティブな言葉が、パワーや痛み耐性を上げる
大きな声で悪口やネガティブな言葉を叫ぶと身体能力が向上することが、大学の研究結果により判明した。(中略)第一の実験では、平均年齢21歳の29人の被験者らに、悪口や乱暴な言葉をはかせてサイクリングテストを実施。それとは別に、ふつうの言葉を言わせても行った。(前者は、いうなれば自転車漫画『弱虫ペダル』で、京伏の御堂筋が「キモッキモッキモッ!」と相手を罵りながら自転車に乗るようなもの)。その結果、なんと前者は後者に比べて1.5倍近いパフォーマンスを見せたのだ。
大きな声で悪口やネガティブな言葉を叫ぶと身体能力が向上することが、イギリスにある大学の研究により判明した。MOGU2NEWSが衝撃の事実を報じている。この研究をしていたのはイギリス・キール大学のリチャード・ステファンズ博士。5月5日の英国心理学協会の年次会議においてこの研究について発表を行ったという。
■漫画の絶叫シーンを知っている人は強い
最大で1.5倍近い身体能力の向上という衝撃さだ。たとえば『ドラゴンボール』のフリーザの「ぜったいにゆるさんぞ虫ケラども!」「キィエエエエーーーー!!」や、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するDIOの「無駄無駄無駄無駄」といった発言は、激しい運動を行う時に正しい行動であり、実際にパフォーマンスが向上していることになる。
ポイントは罵声でなくても大声自体でも身体能力向上は期待できる点だろう。言葉の内容よりも、大声+その言葉を発する際の自らの感情が大事だと思われる。つまり、「キィエエエエーーーー!!(ぜったいにゆるさんぞ虫ケラども!)」という事が内面で可能であり、言葉の意味はオブラートに包む事ができる。
オリンピックのハンマー投げでは、室伏広治が地球を叩き割るほど絶叫していたと思うが、あれは全く持って正しい行動だったのだ。(内面ではどんな言葉を発していたのだろうか。)身体能力の研究者でもあった室伏広治ならば、現役時に叫んだ状態と叫ばない状態の投擲記録はデータとしてキッチリ分析済みだったにちがいない。だからこそ、オリンピックで実践していたのだと思う。
■身体能力向上の理由は調査中
なぜ、そういった言葉を発すると“パワーアップ”するのか、その理由はまだ未解明だ。交感神経が活発になるためではないかという予測もあったが、先の実験で、被験者らの心拍数に変化はなく、それは考えにくいという。
身体能力向上の理由はまだ未解明であり、調査中とのこと。学生スポーツはもちろん、多くの試合前でチームが円陣を組み叫ぶことは身体能力向上の面から正しかった。叫ぶ言葉については汚すぎると周りがドン引きするので、「うぉおおお!!」や「ぬぁああああいいい!」などの奇声にして考える意味は別にしておきたい。また、ジム内は大声すらも遠慮が必要なのは事実だが、これからは許される範囲でルーティンの1つとして大声で叫んでからトレーニングや試合に臨みたいところだ。
トレーニングでパートナーと罵り合いながらトレーニングする人が増加…笑笑笑 https://t.co/3mpgwzm1fO
— 渋谷優輝 (@0703Shibuya) 2017年5月24日
誰か絶対に許さんぞ虫ケラども!って言いながらバーベル上げてくれませんかね? https://t.co/DxofIsNLZi
— 長谷川賢 (Ken Hasegaw) (@kenhasegawa0226) 2017年5月23日
(文・編集部)