“筋肉を冷やさない”だけで仕事や運動パフォーマンスに違い有り。締め付けずに体温を上げる「イオンドクター」に秘められた想い

（株式会社ジェイ・エス代表取締役の嶋田武史さん）

 

　腹部や脚など、体の部位の冷えやそれに伴う体調管理に悩まされている女性は多い。筋肉が冷えることによる身体的パフォーマンス低下問題は、筋肉バカドットコムとしては決して見逃すことのできない真なる悩みである。そこで、数多くの女性アスリートのパフォーマンスアップやケアを行っている都内ベテラン女性トレーナーにコンタクトを取り、何か良い方法やアイテムについて尋ねたところ、「冷え予防に数多くの衣類商品を試してきたが、イオンドクターが今までで一番良かった」という貴重な情報を得ることができた。

 

イオンドクターはレッグウォーマーやウエストウォーマー（腹巻き）などを揃えている商品ブランドである。利用シーンは就寝時からスポーツ現場など幅広く、冷え防止として性別に関わらず利用されており愛用者も多い。そこでイオンドクターを開発・販売している株式会社ジェイ・エスに取材を申し込んだところ、「実際に試してみてほしい」とのことで商品サンプルを提供いただいたので、まずはそのレビューをしたい。

 

■筋肉が温まる理由

　はじめに、サンプルに同梱されていた資料に目を通してみた。イオンドクターが体の部位を温める仕組みについて、「11種類の天然鉱物パウダー」が高品質な天然わたに吸着させてあり、その天然鉱物パウダーが体温に反応することで自然なぬくもりでじんわりと体を温める構造になっているとのことだ。また、「天然素材の生地」や「締め付けない加工」によってむくみを取ることが可能であるということも他社製品との差別化ポイントとなっているとのこと。

 

■レッグウォーマーを着用し仕事をしてみた

 　普段デスクワークを行っている部屋はエアコンがついているものの、やはり足元は冷えやすい。冷気は足元にたまるものであり、筆者も足の冷えは実感していた。そこでイオンドクターのレッグウォーマーを着用し仕事をしてみたところ、その保温効果を実感することになった。

 

■筋肉部位が温まる事を実感

　まず写真を見ても分かるとおり厚手の商品であり、着用する前から保温効果はありそうだなと感じていた。だが実際にレッグウォーマーを着用し数分もすると、想像していた以上の温かさを感じたのである。筆者は男性であり、ふくらはぎ（下腿三頭筋）は女性よりもはるかに太いと思うのだが、締め付け感は殆ど無くまるで布団に包まれているような感覚だった。女性であればふくらはぎは間違いなく筆者より細いはずなので、締め付け感は無いくらいではないだろうか。

 

■仕事の集中力は高く維持され、持続した

　そして、ふくらはぎが暖かいことで仕事がはかどった。これはふくらはぎはもちろん、体の冷えを気にする必要がなくなったことが大きい。また、当然全身の体温や血流が良くなっているはずであり、脳への血流も良くなっているため、思考力も上がったのではないだろうかと筆者は分析している。

 

　今までは、足元が冷えるとジンジンしてつらかったり、冷たいけど仕方ないと思いながら仕事をしたりすることもあった。冷えるが故に、立ち上がって歩いたり筋肉を動かして体温を高めたりというマッスル暖房を定期的に駆使していたが、その弊害として周りへの配慮が必要となっていたのも事実である。歩き回ったりシャドーボクシングをしたりする男が目の前をチラついていたら、何かと目障りだと考えられる。だが足の冷えを防げたことで、無駄な動きも減り、体が快適であることにより集中力も高く維持され持続した。

 

　また、サンプルとしてウエストウォーマーも提供いただいており、こちらも実際に着用して睡眠を取ってみたが、やはりレッグウォーマー同様の品質の高さを感じた。

　これらの自らのイオンドクター試用体験を手に、株式会社ジェイ・エス代表取締役の嶋田武史さんの元へ取材に伺った。

 

■お客様に喜んでもらいたいという想いが素材との出会いを産む

　「17年前、お客様に喜んでもらえることをしたいとの想いでいた時にこの素材に出会いました。このイオンドクターのわたは、11種類の天然鉱物パウダーを窯に入れ、熱と圧をかけ、わたに吸着させたものを使用しているのですが、もともとこの特許によってブランケットを作っている方がいました。『まるで太陽のような陽だまりの暖かさを感じるブランケット』として愛用されており、それを17年前にビジネスパートナーと一緒に見に行きまして、『これはすごい！』と感動し、その技術を使った会社を作ることにしました」（嶋田さん）

 

■シャーリング加工、締め付けずにむくみが取れる

　「この技術に出会った後、病気や冷え、むくみに苦しむ方々と出会いました。そこで強い要望として言われたのが、『衣類ならばゴムの締め付けがないものが良い。楽に寝たい』ということでした。そこで、天然素材だけを使用し、伸縮性のある体を温める製品を作れないかなと考えはじめました。化学的に作られた化繊繊維だと蒸れるだろうし、静電気も発生しやすい。優しいものを提供するならば、絶対に天然素材だと思いました」（嶋田さん）

 

　「そして、天然素材でどう伸縮性を出せばいいのかと考え抜いた結果、シャーリング加工にたどり着きました。この加工方法だと衣類が体を締め付けないので、むくみが取れるのです。何度も試作品を作り実際に使ってもらう中で、『炎症が軽くなった』という声も頂きました。その結果、『私たちのためにもぜひ商品化してほしい』という声を頂くことができたのです。この作り方は、斬新な考えの商品と言うことで製法特許取得しました」（嶋田さん）

 

■女性は一生冷えとの戦いがある

　「体温が低いことで起きる問題として、女性だと生理痛や便秘などがあります。おなかが冷えていると消化酵素が働きにくく、下痢や便秘などになりやすい。そのような症状の時に実際に体温を測ってみると、だいたい低いのです。女性は一生冷えとの戦いがあると思っています」（嶋田さん）

（プラセボ商品とイオンドクターの違いを検証した実験データ）

 

■スポーツ現場でも採用される理由

　イオンドクターは、現在アスリートたちにも利用されているという。

（駒澤大学陸上競技部）

 

（國學院大学陸上競技部）

 

　「陸上部の監督さんと出会う機会がありました。陸上では予選から各レースの間に待ち時間があります。当然冷えるわけで、いままでどうしていたのかと尋ねると、馬の油を塗っているとのことでした。それならばと、イオンドクターについて話したところ採用の方向で話が進んでいます」（嶋田さん）

 

　イオンドクターのレッグウォーマーにはファスナーですぐ取り外しができるタイプのものがある。靴を脱がなくても着脱ができるのは運動する人にとっては非常に利便性が高いと言えるだろう。嶋田さんの話によると、タスキをもらうギリギリまで着けて待つことができる駅伝の現場の他に、突如交代が告げられるラグビーの現場でも利用されているとのこと。筋肉が温まった状態であれば、より高いパフォーマンスで、また怪我のリスクが低い状態でプレーができるものだ。監督はまさにその状態を期待しているはず。

 

■すべての人に自分の平常時の体温を知ってほしい。そうすれば、体が冷えているということに気づける

　「私は、女性に限らず、すべての人に自分の平常時の体温を知ってほしい、測ってほしいと願っています。そうすれば、体調を崩した時や調子が悪い時に体が冷えているということに気づけると思うのです。体温を上げることの重要さを知ってほしい。運動して筋肉をつけると体温は上がるといわれていますが、運動をしているにも関わらず手足やおなかの冷えに悩まされているという方にもたくさん会ってきました。そういう方々には、イオンドクターの製品が助けになれるのではないかと思います」（嶋田さん）

 

　「どんなサプリメントを摂るよりも、まずしっかり消化・吸収をする体を作ることが大事。消化する体が出来ていて、血流が良ければ老廃物の排出も早い。これを半年、1年と続けたらどうなるかです。温泉に行った次の日は不思議とたくさん食べることが出来ませんか？　しっかり体が温まっていると消化が促進するのは、おなかをしっかりと暖めることの効果の一例と言えます」（嶋田さん）

 

　「うちの会社は創立から17年経ちましたが、心と体を温める大切さを伝えたいということをテーマにしています。体だけでなく、心も含め快適な生活をお手伝いすること。“冷え”を改善すると、気持ちの面も変わってくると考えています」（嶋田さん）

 

(取材・文：遠藤大次郎　編集：マッスル剛志　取材協力：株式会社ジェイ・エス様)

イオンドクター：公式WEBショップ