巨人の坂本を覚醒させた西武・秋山 翔吾の打撃論「アッパー気味のイメージで打っているよ」

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(出典:http://blog-imgs-76.fc2.com/

秋山 翔吾(あきやま しょうご)

出身地 神奈川県横須賀市

生年月日 1988年4月16日(28歳)

身長 183 cm 体重 85 kg

 

 巨人の坂本が打率リーグトップの3割5分9厘にはね上がっている。その原因となったのは、216安打のプロ野球記録を樹立した事でその名を全国に轟かせた西武・秋山 翔吾の打撃理論を手にしたからだという。

 

■【巨人】打率首位に立った坂本に衝撃を与えた西武・秋山の打撃論

きっかけは昨季、216安打のプロ野球記録を樹立した西武・秋山だった。古くから日本に伝わる打撃の基本は「上からボールをたたけ」。坂本もそれにならってきたが、昨季終了後、打撃論を語り合った同世代の安打製造機は、独自の感覚を持っていた。

「どういうイメージで打っているの?」。そう質問すると「アッパー気味のイメージで打っているよ」との答えが返ってきた。

(引用:http://news.livedoor.com/article/detail/11511646/

 

視覚的にはストレートは浮き上がって見えることがあるが、現実的にはボールは物理的に落下してくる。変化球ならなおさらだ。そのボールの軌道に対し、バットをアッパー気味に出すことで、点じゃなく、線、面で長い時間捉えられるようになる。これにより的確にミートできるようになるのだ。

 

■打撃不振後、森友哉のフォームを参考にした

2014年

開幕から三番として起用されたが、打率1割台と深刻な打撃不振に苦しみ、4月24日に主砲の中村剛也と入れ替わりで登録を抹消された。一軍復帰後は1番で起用され、5月と6月は月間打率が3割を超えるなど調子を上げていったものの、夏場は打率を伸ばせず下位打線に回り、最終的に本塁打も前年の13本から4本に減った。10月に中村と共に右肘のクリーニング手術を受けた。

2015年
森友哉のフォームを参考にしたという、昨季まで高く構えていたバットの位置を低くした打撃フォームに変え、開幕から好成績を残す。6月14日、63試合目で100安打を打ち、100安打到達では1994年のイチロー(60試合)、1964年の広瀬叔功(61試合)に次いで史上3番目の記録になった。6月27日、イチロー(1994年5・6月)以来史上2人目となる2ヶ月連続での月間40安打を達成した。

(参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/秋山翔吾

 

 そしてなんと、秋山自身この打撃理論をマスターしたのは2015年になってからだという。2014年にスランプを経験したあと、脅威の天才バッター、森友哉のフォームを参考にした。バットの位置を低くする事で、よりボールの軌道に対してアッパー気味にバットを出すことができるようなった。その結果はみなさんのご存知の通りだ。巨人・坂本のように今後、秋山の打撃理論を手に入れる打者が増え、鬼の打高投低時代がやってくるかもしれない。

 

■2015前半 秋山翔吾 ベストヒット集

 

(文・編集部)

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