ロングセラーのダイエット食品『マイクロダイエット』を展開するサニーヘルス株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:西村峯満)は、ダイエット情報発信サイト、マイクロダイエットにて調査レポート『食事代わりにお菓子を食べている人は要注意!』を公開しました。(参考:http://microdiet.net/diet/000915.html)
やせたい。でもお菓子やスイーツがどうしても食べたい…。じゃあ、いっそのこと食事代わりに甘いものを食べてしまおう…こう考えたことのある人、また実際に経験のある人は多いはず。確かにカロリー的には大差なく、むしろ低カロリーで済んでしまう場合すらありますが、こうした食べ方はやはり太りやすいのが現実。そして太るだけでなく体に様々な悪影響を及ぼす原因にもなり得るのです。
食事代わりにスイーツを食べる3大デメリット
■1.太る元
通常の食事であれば様々な栄養素を摂ることができますが、ケーキ、プリン、クッキーなど洋菓子は糖質と脂質が主成分です。砂糖やバター、体に悪い油の代表であるトランス脂肪酸を含むマーガリンやショートニングなどがたっぷりと使われています。ビタミン、ミネラル・食物繊維などダイエットに欠かせない栄養素はほぼ期待できません。
食事を摂るのは空腹時、つまり血糖値が下がっている状態です。この状態で食事代わりに上述のようなスイーツを食べてたっぷりの糖質を摂ると血糖値が一気に上昇し、血糖値をコントロールするためにインスリンというホルモンが過剰分泌されます。そしてエネルギーとして使われなかった余剰分の糖は、脂肪として蓄えられてしまいます。
急上昇した血糖値は急下降し、すぐにまたお腹が空いて何かを食べてしまうという悪循環にもなりかねません。特に朝は血糖値が下がっており、しかも体へ吸収されやすい状態ですので、朝食代わりにスイーツを食べてしまうと非常に太りやすいと言えます。また、血糖値の急上昇・急降下を日常的に繰り返すと、糖尿病のリスクが高まることがありますので、太ることへの心配だけでなく健康面でも注意が必要です。
■2:.体調不良の元
食事とスイーツとの大きな違いは、食事は栄養を摂ることができますが、スイーツは反対に体の栄養を浪費してしまうということです。スイーツは総じて高カロリーですのでエネルギーは得られますが、たっぷりの糖質や脂質を体内で処理するためには、大量のビタミン・ミネラルが消費されます。
糖質をエネルギーに変える(代謝する)ためには、ビタミンB1が使われます。水溶性のため体にストックしておくことができないので、日々の食事から摂取しなくてはなりません。豚肉や鰻、玄米などに多く含まれます。ビタミンB1が不足すると糖質の代謝がスムーズに行われず、疲労感や倦怠感を起こしてしまうほか、脳へのエネルギー供給が滞り、イライラや集中力の低下ということも起こります。そして、代謝しきれなかった糖質は体脂肪になります。
脂質の代謝には、ビタミンB2が使われます。豚・牛・鶏レバー、鰻、納豆、卵、魚に含まれ、B1同様に水溶性のため、体にストックができないので毎日摂取するべき栄養素です。ビタミンB2が不足すると脂質の代謝がうまくいかず、エネルギーとして利用されにくくなり、体脂肪になります。また、肌や髪のトラブルなどが起こり、口の端が切れる口角炎を引き起こします。
■3:老化の元
糖質を摂りすぎると体内では「糖化」という現象が起こります。糖化とは、体内の糖とタンパク質とが結びつき変性すること。例えば肉に火を通すと固くなり色も変わるのもタンパク質の変性の一種で、一度糖化が起こると元の状態には戻りません。体内で糖化が起こるとAGEs(エイジス・終末糖化産物)という褐色の老化物質が発生します。糖質の過剰摂取は体内で代謝しきれず糖化し、肌や血液、臓器まで、全身の老化が加速してしまうのです。
これにより、肌のくすみ、弾力がなくなる、代謝が低下し太りやすくなる、成人病リスクの上昇などが危惧されています。糖化を防ぐには、血糖値を急上昇させないことが重要です。食事代わりにスイーツでは、糖化、そして老化への道まっしぐらなのです。
■甘いものを食べるタイミングはいつが良い?
食事代わりにスイーツを食べるのはもってのほかであることが、ここまででお分かりいただけたと思います。スイーツを食べたいときは、玄米、野菜、きのこ、海藻など食物繊維たっぷりの食事の後がベスト。食物繊維を摂った食後であれば、血糖値の急上昇・急降下の問題がクリアされますし、すでに満腹感を得た後なので、量を食べ過ぎることもあまりないと思います。脂質の高い洋菓子よりも和菓子、使用されている甘味は白砂糖より黒砂糖やはちみつのほうがベターです。
(情報提供:マイクロダイエット)
マイクロダイエット
売り上げランキング: 9,870