「高級腕時計」は時代遅れ、身に着けるべきは筋肉が鍛えられる「パワーリスト」である
高級腕時計は時代遅れか 「趣味で持つものになる」との指摘
オメガ、ロレックス、ブルガリ、カルティエ…。ひと昔前までは、若手サラリーマンでもそんな高級ブランドの腕時計を持っていることが珍しくなかった。それどころか、「もっと上のランクの腕時計をつけたい!」という人がゴロゴロいて、それが働くモチベーションにもなっていた。しかし最近の若者たちから、「自分も高級腕時計が欲しい」という声はあまり聞かれない。
(中略)
時代とともに価値観は変わる。10年後、20年後の若者たちは、何を見て時間を確認しているだろうか。
時代の変化を感じる熱いニュースです。かつて“デキる大人”の象徴として多くの若手サラリーマンが憧れていた高級時計の人気が低下しているとのこと。今は高級腕時計よりも、アクティブな動きに耐えうるカシオのG-SHOCK限定モデルを持っているほうが羨ましがられたり、Apple watchなどを含め運動データが可視化されるウェアラブルデバイスを身に着けている事の方が注目されています。これはつまり、運動に適したアイテム価値が極めて上昇しているということであり、腕につけ筋肉を鍛える事が出来る「パワーリスト」の重要性、機能性にも多くの若手サラリーマンが気付きはじめているということではないでしょうか。
■“デキる大人”の象徴として「パワーリスト」時代の到来へ
パワーリストは手首につけるオモリであり、これを手首に巻くことによって、身体に通常よりも負荷を与え鍛える事ができるというアイテムです。中身としては砂や鉄粉が入っていて、重さは1個500グラムから2.5キログラムくらいが一般的。これを高級腕時計の変わりに身につければ、多くの時間を筋肉強化に費やす事ができます。時間については今の時代、スマホを見れば分かるので、腕につけるものとして、高級時計かパワーリストか、もはや考える必要はないでしょう。
仕事はそもそも体力勝負です。高級腕時計ならぬ、高級パワーリストの登場は必然であり、若手サラリーマン達のためにと、その開発は私達の気付かないところで粛々と進んでいるかもしれません。
(文・編集部)