【第九回目レポ】～脚に回復の兆し！きじゆりと辻柚音がインターバルトレーニングで長時間動ける身体を手に入れる！～

■２０１５年４月１日　１０：００～　

(場所：東京都練馬区 )

【第九回目レポ】～脚に回復の兆し！きじゆりと辻柚音がインターバルトレーニングで長時間動ける身体を手に入れる！～

　グラビアアイドルの二人（きじゆりちゃん（木嶋ゆり）と辻柚音ちゃん）がフルマラソンに挑戦する企画。この取材も、もう9回目です。今回を終えたら残りの合同練習は2回。本番の日が迫ってきています。

ずっと脚を痛めていた二人ですが、この日はようやく走っても痛みを感じないまで回復したようです。良かった！

■ストレッチなどでいつものように体をほぐす、きじゆりと辻柚音

気温が徐々に温かくなってきたこともあり、心地よさそうなきじゆりちゃん

■奥山トレーナー伝授のウォーミングアップへ

　過去に習った動きのポイントを思い出しながら真剣にウォーミングアップに取り組む。

■ジャンプしてから前傾姿勢で走る練習

　その場で軽くジャンプをしてリズムをつけてから前屈みになり、軽く走ります。

　奥山トレーナーのウォーミングアップメニューを見ていると、自然と自らの走りの中にリズムを作り出せていきそうな印象。

これらのリズミカルな練習が知らず知らずのうちに２人の走力を上げ、孤独と向き合う本番で助けてくれることになるのかもしれません。

■今日のメインメニューを伝える奥山トレーナー

　「今日はインターバルトレーニングをします。800mを走ったら200mウォーキング。これを3回繰り返して1セットね」と、奥山トレーナー。

　インターバルトレーニングとは、速く走るのとゆっくり走るのを繰り返す練習法です。本番を控え、本来ならばロングランをすべき時期ですが、脚の痛みがなくなった今は、インターバルトレーニングが適しているそうです。そして、インターバルトレーニングは、限られた時間の中で脚に負担をかけずに効率よく心肺機能を鍛えられる効果が高いとのことです。

■インターバルトレーニングの練習開始

まず800m走ったら……

200mのウォーキング（歩く）

そして歩いたら……

また走る。８００ｍ走ってから、

再び２００ｍ歩く。しっかりウォーキングフォームを意識しながら歩きます。

以上を３回繰り返していきます。３回繰り返したら１セットが完了です。

■歩いているのに想像以上の疲労感

　このインターバルトレーニングをきじゆりちゃんは3セット、柚音ちゃんは4セット行いました。筆者も彼女たちと一緒に走りましたが、インターバルトレーニングはけっこうキツいことを実感し、途中からついていけなくなりました……。歩いている間にズシンと疲労がくる感じがあり、その後走ると心肺機能の方がついていきませんでした。

　途中、休憩を挟んだ二人。しかしインターバルトレーニングにより、だんだんと口数が少なくなっていきます。

　あまりの疲労に、きじゆりちゃんは1セットお休みすることに。

■辻柚音のスタミナが光る

　そんな中、柚音ちゃんは1セット多く走っていました。すごい……！

　この日、インターバルの走行距離は9km〜12km。

ペースは800mを4分20秒（1km換算5分30秒）+1分40秒は歩きの内容です。

■インターバルトレーニングは本番を想定した為

「一般的にインターバルトレーニングというと全力疾走を繰り返すきついイメージがありますが、設定ペースやレストをコントロールする事で目的も変わってきます。目的は長い時間、動ける身体にする事。実際のレースでは走りと歩きを交互に繰り返しながら完走を目指す事になると思います。それを想定する意味もありました。」（奥山トレーナー）

常に２人の本番シーンを想定して、メニュー内容を考えてくれている奥山トレーナーとの時間は貴重ですね。

■インターバル後、脚のストレッチを行ってくれた奥山トレーナー