【新入社員必見】 今さら聞けない!お花見の時にやってはいけない大人のマナー5選
例年よりも早めの開花を迎えましたが、お花見シーズンももう終盤。
慌てて、今週末にお花見をされる方も多いのではないでしょうか。
年に一度しかないイベントですから、桜を見て、お酒を飲んで、はしゃぎた~いっ!
と、言いたいところですが、就職活動をはじめた今年のワタシはちょっと違います。
いくら飲み会といえども、お花見会場はほとんどが公共の場です。
しかも、桜の木のそばでおこなわれるのですから、きちんとしたマナーを守らなくてはいけません。
大人はいったいどんなマナーを守っているのでしょうか?
社会人は何を気を付けなくていけないのでしょうか…。
というわけで、今さら聞けない!お花見の時にやってはいけない大人のマナーを5つご紹介します。
■1:場所取りで広範囲を占拠してはいけない
お花見といえば場所取り。新入社員が早く行って場所取りをすることになっている会社が多いですよね。
「わざわざ前日から場所取りをしていることだし、広めにスペースとっておこう!」なんて、つい欲が出てしまいそうですが、いけません。参加人数に見合う広さで抑えましょう。
お花見の場所取り騒動で大喧嘩なんてことになれば、せっかくの宴会が台無しです。
平等に、周りのことも考えることが、場所取りでも大切なようです。
■2:桜の下にシートはNG! 桜が枯れる可能性・大
お花見で鑑賞する桜の種類は、ほとんどが「ソメイヨシノ」。
じつはこの桜はとってもデリケートな木なのです。
そのため、シートを根元に敷いてしまうと木が呼吸することができなくなり、枯れてしまうことがあります。
少しぐらい大丈夫だろうと思いがちですが、2〜3時間だけでも大きなダメージを与えてしまうと言われています。
桜の美しい景観を守るためにも、シートは根元から少し離れたところに敷くようにしましょう。
■3:桜の近くで飛び跳ねたり相撲をしない
桜の近くが踏み固められると、根元に傷が入り、病気になってしまいます。
さらに、病気は土にまで感染してしまう恐れがあるそうです。
ソメイヨシノの樹齢は60年ほどしかありません。
幹もデリケートで、人間の体重でももたれかかったら、寿命が縮み弱ってしまうことがあるのです。
お酒を飲んで急に踊りだしたり、相撲をとりはじめたりする姿をよく見かけますが、お花見の場では絶対にしてはいけません。
桜を近くで楽しみたい気持ちは分かりますが、目で見て楽しむだけに留めておきましょう。
■4:残った飲み物を桜の木の近くで流してはいけない
「お酒やジュースの飲み残しを流して捨ててしまおう!」
ついついやりがちですが、これ、実は桜にとってはかなりのダメージなんです。
土にしみ込んだ飲み物の成分を、吸い上げて、枯れてしまうことも…。
栄養過多は健康にもよくありませんね。ビタミン剤もプロテインも適量でなければ身体に悪影響を及ぼします。
ましてやアルコール。暴飲暴食は桜にとっても成人病の要因のようです。
■5:本当の裸になってはいけない
男性によくありがちなのが、酔った勢いで身体をさらけ出して本当に裸になってしまうケース。
脱いだ当人は気持ちよさそうに笑っていますが、女性からしてみればセクハラです。
こっそり幹事に被害報告をして、出禁にされちゃうこともあるようなので気をつけましょう。
最後まで読んで頂いた方にこっそりお酒の豆知識を教えます。
日本酒は他のお酒よりも、筋肉をほぐして体温を上げる効果があります。
飲み過ぎず、程よく酔えば心身ともにリラックスできるようですよ!
ということで、マナーを5つご紹介しました。
意外に知らなかったこともあったのではないでしょうか。
大人は周りの人だけはなく、植物や環境も大切にしているんですね。
毎年綺麗な桜を見続けるためにも、マナーを守りながら楽しいお酒を飲み、お花見を楽しんでいきましょう!
(文:塙 花梨)