【筋肉可視化】タニタ、筋肉や脂肪などの「体組成」を立体的(3D)に表現するアプリを開発
(出典:http://www.tanita.co.jp/press/detail/2017/1220/)
「TANITA Body Composition in 3D Element」を開発
健康総合企業の株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)は筋肉や脂肪などからだを構成する組成分である「体組成」(たいそせい)を立体的に表現するスマートフォン向けアプリを開発しました。このアプリは、計測した体組成データをもとに、「元素」をイメージした「3D(三次元)エレメント」に自動変換して情感豊かに表示するもの。
12月20日、健康総合企業の株式会社タニタは、筋肉や脂肪など「からだ」を構成する組成分である「体組成」(たいそせい)を立体的に表現するスマートフォン向けアプリを開発したと公式サイトで発表した。このアプリは、計測した体組成データをもとに、「元素」をイメージした「3D(三次元)エレメント」に自動変換して表示するという。「3D(三次元)エレメント」化の目的は、自らが肉体の状態をポジティブに把握し、その変化を楽しむ為だという。
■エンターテインメントコンテンツとして開発
本アプリは、対応するタニタの家庭用体組成計で計測したデータから3Dエレメントを生成し、スマートフォンやタブレット端末のディスプレー上に表示します。3Dエレメントは、一人ひとり異なり、同じもののない世界に一つだけのオリジナルエレメントです。日々の体組成変化によってその色や形が変わるため、自身のからだの変化を直感的に楽しむことができる、これまでにないエンターテインメントコンテンツとなっています。
(中略)
健康づくりにおいては、「健康・不健康」、「肥満・痩せ」という視点の前に、まず自身のからだの状態を「知る」ことが大切です。しかし、体組成計が計測・表示する数値をネガティブに受け止める人も少なくありません。「3Dエレメント」は、からだに関心を持つきっかけとなるように、体組成をエモーショナルに楽しめるエンターテインメントコンテンツとして開発しました
タニタによれば、体組成計が計測・表示する数値をネガティブに受け止める人も少なくなかったとのこと。その解決として3Dエレメンを発案、色や形などによって楽しめるという。また自身の肉体(筋肉含む)データから生成されるため、世界に1つだけのオリジナル造形による愛着感を演出。これは小瓶に入った生命体、まりもあたりをイメージしておけば良いのか。
■「筋肉量」は完璧なるツルツルの球体を目指せば良い?
3Dエレメントを生成する要素は、「基礎代謝量」、「筋肉量」、「内臓脂肪レベル」の三つだという。これらの計測結果に応じて、エレメントの形や色、動きが変化する。例えば、「基礎代謝量」が高くなると赤く、「筋肉量」が多いほどより滑らかな形状になるとのこと。
この仕様であれば「筋肉量」を高めまくるユーザーならば、完璧なるツルツルの球体3Dエレメントを目指すことになるのだろうか。まるでアルマジロのように丸まる姿、ビスケット・オリバの筋肉ボールのような球体。「筋肉量」こそ球体の大きさとリンクして欲しいと思うユーザーもいるはずであり、反映設定を好みに応じて変えられるアプリであればなお3Dエレメントの形状変化を楽しめるかもしれない。
このアプリは、まずは米国・ラスベガスで開催される世界最大の見本市「CES(Consumer Electronics Show)2018」で2018年1月9日から12日までの4日間公開される。その後日本でリリースをしていくとのことだ。2018年、日本でアプリが公開される時を待ちたい。
(文・編集部)