【イップスを乗り越える】2010年の甲子園優勝左腕、中大・島袋洋奨投手(4年・興南)ソフトバンクから5位指名

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中大・島袋洋奨投手(4年=興南)がソフトバンクから5位指名を受けた。(日刊スポーツ:2014年10月23日20時16分)

 10年の甲子園春夏連覇左腕は大学入り後は4年時に制球難に陥るなど通算12勝20敗と苦しんだ。それでも最速150キロと能力は高く、地元球団から指名を受けた。

(引用:http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2014/news/f-bb-tp0-20141023-1386082.html

 

 沖縄の英雄、島袋洋奨投手、ドラフト指名おめでとうございます!

栄光からケガ、不調、そして復活へと突き進む島袋選手の情報をまとめてみました。

 

■常にドラフト指名漏れを心配する厳しい声があった 

ある球団スカウトは「数々の投手を見てきたが、いったんああいう“イップス”状態になってしまった以上、制球難が治ることはない」と指名見送りを決めている。

 指名から漏れた場合は、社会人のJR東日本入りが有力視されている。「プロでいじられるより、目線の低いアマのコーチと一緒に一から作り直すつもりでやった方がいい」との声はプロ側からも上がっている。(引用:http://news.livedoor.com/article/detail/9386534/

 

 ■大学1年は防御率0点台、甲子園優勝の勢いのまま大車輪の活躍。しかしそこから肘のケガと制球難

中央大・島袋洋奨投手の現在、甲子園優勝投手の進路に関して

中央大学に入った島袋投手は、さすがに春夏連覇を成し遂げた左腕で、大学でもすぐに活躍をした。1年生の春には1勝3敗ながら防御率は0.99でリーグ2位となり、36回1/3を投げて40奪三振と、イニング以上の三振を奪う甲子園さながらの投球をみせていた。

(中略)

翌日、島袋投手は先発をしたが1回1/3を投げて球速は150キロ近くを記録していたものの、投球がバックネットにダイレクトあたるなどコントロールができておらず、6つの四死球2つの押し出しを与えて降板した。

それから2週間を開けて拓殖大との試合にリリーフで登板すると、2回を2四死球3奪三振と落ち着きを取り戻しつつある姿を見せたが、翌日は1回1/3で自責点2と調子は一進一退を繰り返している。

(引用:http://baseball.professional-view.com/blog/2014/05/16/post-2663/

 

このコントロールの悪化原因は肘のケガからのフォーム崩れだったとも言えますし、どこかのタイミングで運動障害イップスになったとも言えます。そして本調子のコントロールまでは復活していないのが現状だと思います。

 

■運動障害のイップスとは何か?

スポーツ選手を突如襲う運動障害”イップス”がかなり深刻だった

http://matome.naver.jp/odai/2140728796884132801?&page=1

 手足がしびれ、全身の硬直や震えが起こり、自分のからだを思うように動かすことができなくなるのがイップスです。

彼の名前はチャールズ・バークレー。元プロバスケット選手なのですが、このあまりにも変則的なスイングは『イップス』と呼ばれる運動障害によるもの。決してフザけてやっているわけではないのです。

  ゴルフや野球に多いイップスですが、スポーツ全般に例はあります。

そして誰もが突如陥る可能性があるイップスという身体が上手くコントロールできなくなる状態。

当たり前にできていたことが出来なくなる世界。スポーツ選手に限らずいつでも起こり得る運動障害です。

 

■甲子園優勝投手の進路について意見が記されている記事

  2006年に早稲田実業で夏の甲子園で優勝した斎藤佑樹投手、2008年の春に優勝をした沖縄尚学の東浜巨投手は、大学を経由してプロ入りしたものの、プロの壁に当たり苦しんでいる。

また、2011年に日大三で夏の甲子園で優勝した吉永健太朗投手も、早稲田大学で1年生春にいきなりMVPのの活躍を見せたが、現在は3年生となったが結果が残せずに苦しんでいる。

大学進学はさらなる成長が期待できる反面、怪我や疲労、誘惑やさまざまな迷いというリスクも待っている。(引用:http://baseball.professional-view.com/blog/2014/05/16/post-2663/)

 

この記事を書かれている方は、甲子園でエースとして優勝するような投手は、高校からそののままプロに行く方が良い結果になるかもしれないと語っています。

 

■第82回選抜高校野球大会 興南高校 島袋投手(MAX球速140キロ前後)

  コントロールが抜群にいい島袋投手、大学1年もこの調子で圧倒的な成績を収めています。

 

■平成26年度 東都大学野球1部春季リーグ戦 大学4年 島袋投手(MAX球速150キロへアップ)

中央大学 対 駒沢大学 (明治神宮野球場)

  イップスや制球難を克服し活躍した選手は過去にはいます。

ここから先、島袋洋奨投手もプロで活躍することで、今現在イップスで悩んでいる選手たちの新たな希望の1つになる事は間違いなさそうですね。

 

(文:編集部)

 

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