ケンブリッジ飛鳥「厳しいところで挑戦したい」筋肉の成長を求めプロ転向。安定した給料やボーナスを捨て海外へ
今日からプロとして気持ちも新たに頑張っていきます。
これから厳しい事もあると思いますが、競技面だけでなく精神的にもトップアスリートとなれるように成長していきたいと思います!
これからも温かい声援を頂ければ嬉しいです^ ^— ケンブリッジ飛鳥 (@C_ASKA9) 2016年12月14日
12月14日、リオデジャネイロ五輪銀メダルを獲得した、陸上選手ケンブリッジ飛鳥(23歳)が社員として所属していたドーム社を退社しプロに転向したと発表した。陸上男子400メートルリレーでアンカーを務め躍動したその脚の筋肉は、安定やボーナスよりもさらなる成長の可能性を選び走り出した。今後はプロ選手として、スポンサーを募って活動していくという。
■高待遇の環境が、己のハングリー精神を弱らせる
(100mで日本歴代9位の10秒10、200mで20秒62の自己ベストを持つ)
ドーム社の安田秀一会長(47)からは月給だけでなく、9秒台を出せば「1億円」とボーナスの提示をされていたのだという。ドーム社はトレーニング施設を完備しておりトレーニングウエアや、プロテインなどのサプリメントも手に入る。だがそれらの環境を蹴っての退社でありプロへの決断となった。完璧にも近いこの厚遇こそがケンブリッジの成長の不安材料となりプロを決断する理由であったという。この先のアスリート人生においてさらなる成長につながるのは、結果を求められるギリギリの厳しい環境に身をおき、レベルの高い選手達とすべてにおいて凌ぎを削ることだと判断したのだ。
(参考:ケンブリッジ飛鳥プロ転向決意の裏 )
■不安よりも筋肉の期待値が上
プロ発表直後にTV出演した際、アナウンサーに「(プロになれば厳しい結果が求められる事になり)恐くないか?」と問いかけられると、「多少不安もなくはないが、楽しみややりがいはあると思います」とまだ見ぬ不安やリスクよりも、筋肉が成長する可能性や厳しい環境に挑む事、またその期待値や新しい出会いの価値の方が高い事をしっかりした自分の言葉、目付きで答えている。
■【生出演!】ケンブリッジ飛鳥【プロ転向の不安と決意】
オリンピックとぃう舞台で活躍してもなおハングリー精神を持ち続け筋肉の成長を追い求めるアスリート、ケンブリッジ飛鳥に死角はない。
(文・編集部)