首の筋肉「スマホにやられた・・・。」それならSiriに質問しよう!首の筋肉の凝りは体の不調の元凶
スマホの使いすぎは、身体をボロボロにする
「先生、動悸と不整脈が3日間止まらず、ほとんど眠れていません。食事もノドを通らないんです。どうしたら良いでしょうか」蚊の泣くような声で電話をかけてきたのは40歳の男性プログラマー、Hさん。詳しく話を聞くと心房細動(しんぼうさいどう)の発作だった。
故スティーブジョブズはスマホを世界中に広める事には成功したが、首の筋肉を苦しませる原因を作ってしまったのかもしれない。プログラマーなどのデスクワーカー、学生などが首の筋肉を凝らせてしまい、体を不調にしているという。
■首の筋肉の凝りが体の不調の元凶
30~50代でも頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気を訴えるデスクワーカーが驚くほど多くなっている。その原因がスマホ依存症であることも少なくない。特に首の筋肉の凝りが体の不調の元凶だということを現代医化学は知らない。痛みと病気の関係の研究が大幅に遅れているからだ。スマホを使うと姿勢は前かがみになり、首はうなだれ、視点は長時間に渡って一点にとどまる。焦点を合わせる目の器官は疲労困ぱいして悲鳴をあげる。
スマホやデスクワークをしている時は、集中する為ジッと動かない状態になりやすい。ずっと同じ姿勢を続けていると、全身の血流が悪くなり、筋肉にも疲労が溜まりだしてしまう筋肉マイナスモードになるのはトレーニーならば常識。本能的には体をねじったり、開脚などをしながらスマホをいじりたいのだが、「あの人落ち着きがない!」などと職場で思われてしまう。その為、なかなかスマホを利用しながらダンスやシャドーボクシングなどを織り交ぜていく事はとても難易度が高いのである。
しかしながら、スマホ等による体調不良は増えている、何か良い方法はないのだろうか。首の筋肉の凝りの原因がスマホならば、スマホに改善方法を聞ければ技術革新として問題なしである。その機能が実現されているならば、「ジョブズ、勝手な事言ってごめんね!」である。さっそくiPhoneのSiri(携帯端末用OS「iOS」に搭載された、音声認識型のパーソナルアシスタント機能)に「首の筋肉」に関する問題解決を相談してみた。結果は以下だ。
■Siriを起動(iPhoneのホームボタンを長押し)
あの、Siriさん。
「首の筋肉が凝ります」
ウ、ウソでしょ・・・・。筋肉の事全然分かってない?
次の質問:「首の筋肉を動かしたい」
「ジョブズーーー!!」
自らの肉体や健康を守る為にも、全国のプログラマーには、首の筋肉を動かしながらSiriを超える賢いアプリを是非とも開発して頂きたい。
(文・編集部)