【米ボストン大学】トレーニングなどの運動で脳の萎縮、認知機能の低下を食い止められる可能性

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http://www.cnn.co.jp/

脳の萎縮予防、中年期の運動が決め手に 米調査

(CNN) 中年期の運動能力の低さと、年を取ってからの脳の萎縮には関係があるという調査結果が、このほど神経学会誌のオンライン版に発表された。
脳は年を取ると萎縮して認知機能を低下させ、認知症につながることもある。しかし研究チームによれば、運動によって脳の萎縮や認知機能の低下を食い止められる可能性があるという。

(引用:http://www.cnn.co.jp/fringe/35077942.html

 年を重ねるごとに、何もしなければ身体だけではなく脳も衰えていく、というのは誰もが知っていることではありますが、実際にどうればいいのか、ということが大事であります。身体はシンプルに運動したりトレーニングすれば分かりやすい訳ですが、脳の衰えさえも食い止めるのは運動でありトレーニング、つまり筋肉を動かすことで食い止められる。ということは重要なポイントです。

 

■研究対象は認知症や心疾患のない平均年齢40歳の約1500人

 米ボストン大学などの研究チームは、認知症や心疾患のない平均年齢40歳の約1500人にランニングマシンで運動してもらうテストを実施し、20年後に再度テストを行って、脳の状態を磁気共鳴断層撮影(MRI)装置で調べた。
その結果、20年後、ランニングマシンの運動成績が良くなかった人は、脳が萎縮していることが分かった。

 40歳前後を対象とした研究で明らかになったこの結果ですが、「運動成績」というものが脳の萎縮に関連しているというのはとても判断がしやすくていいですね。単純に、様々な運動を行ってそのスピードや回数などの成績が過去と比べてどうなっているのか。ということを気にすればいいのでシンプル。たとえば昔は片足で立ったまま靴下履けたけれども、今はよろけてしまう。など、そういった細かい日常の変化に意識していきたいです。そこに気づいたら、何か運動やトレーニングしよう!と判断しやすいですね。 走ることは連動した全身運動なので、変化も気づきやすいメニューの1つです。

 

■脳への血流量が重要

 ボストン大学医学部のニコール・スパルタノ氏は今回の研究結果について、特に心疾患を持つ人にとっては脳の加齢を防ぐために運動が大切なことを物語っていると解説する。脳の健康のためには中年期の運動が大切だと同氏は説き、「運動をすれば血流が増え、より多くの酸素が脳に運ばれて、年を取ってからの認知力の低下を防げるかもしれない」と話している。

 ウェイト、ランニングに限らず筋肉を動かすということは、全身の血流量がよくなります。これにより脳への血流量も上がり、生命体にとって重要な酸素が運ばれて、老化や脳の低下が避けられると言うことですね。最近、頭が働かないなぁ。。なんていう大人がいたら、運動不足かも知れません。まさにトレーニー最強!ガンガン筋肉を動かしていきましょう!

 

(文・編集部)

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