【筋トレシピ rep.2】糖質がないと筋肉は作れない?炭水化物とタンパク質を美味しく摂取できる超オススメ簡単料理【カオマンガイ】
*******************************************
スギちゃんさんのプロフィール:記事一覧
学生時代にサッカー、バレーボール、極真空手などを経験する。 極真空手時代は現世界チャンピオンとの稽古で日々鍛えられる。 ベストボディジャパンや、フィジーク大会での入賞経験を持つ友人の影響でフィットネスを始め、現在はベストボディジャパンで優勝するべく鍛錬中。 3年間のレストラン勤務経験があり料理が得意で、美味しくて簡単、かつボディメイクに役立つメニューを日々開発中。 本業は六本木のIT企業会社員。180cm 80kg 27歳。千葉県出身
Hey My Muscle:http://agoworks.com/
Hey My Muscle Facebookページ:https://www.facebook.com/heymymuscle
*******************************************
糖質抜きは厳禁
筋トレになじみのある人には常識ですが、筋肉を大きくしようとするなら、炭水化物が不可欠です。
え?糖質は太るんじゃないの?
そんな声が聞こえてきそうですが、減量とカラダ作りは違います。
糖質抜きで可能なのは減量です。
減量は即効性はありますが、長期的には良くなく、脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまい、結果的には痩せにくく太りやすいカラダを作り上げてしまいます。
対してカラダ作りはいわば「除脂肪(じょしぼう)」です。
筋肉をつけながら脂肪だけを削ぎ落として行く。除脂肪ボディが完成すれば太りにくく痩せやすいカラダが出来上がります。
しかも、筋トレしてるから筋肉もついて一石二鳥。
筋トレしたらタンパク質と炭水化物。
これだけは絶対に覚えておいてください。
もちろん、夜遅くにむりに多量の炭水化物を摂る必要はありませんが、深夜でない限りきちんと摂取しましょう。
でも、ご飯もお肉もガツンと食べ応えがあるから両方大量に食べるのは結構キツいですよね。
そんな時にオススメのメニューが「カオマンガイ」です!
そもそもカオマンガイって?
カオマンガイは、茹で鶏とその茹で汁で炊いた白米を同じ皿へ盛り付けたタイの一般的な料理です。
カオはご飯、ガイは鶏を意味し、鶏の炊き込みご飯の様な意味合いのようです。
※ちなみに、マンは油を意味するとのこと。ご飯を炊くときにこの鶏から出た油がとても重要
非常に似た料理が東南アジアには多く、シンガポールでは海南鶏飯(ハイナンファージー)やチキンライスと呼ばれます。
材料
材料の紹介です。
本来はタイ米ですが、手軽に手に入ることを考え、今回は日本米で作ります。
【材料:2人前】
■カオマンガイ
骨付き鶏もも:2本
手羽元:450g
日本米:計量カップで水410cc分
水:1.2リットル
プチトマト:3個
キュウリ:1/2本
鶏肉は骨付き鶏ももが4本あればよいのですが、高いので手羽元で半分代用。
骨のダシと油を利用するので、必ず骨付きを選んでください。
お米は半端な分量ですが、タイ米っぽく仕上げるには何度か試してこの量がベストでした。
■ソース
生姜:1/2個
オイスターソース:大さじ3
醤油:小さじ1
料理酒:小さじ2
実質、いつも目分量なので、調味料類はこの分量を基準として、好みの味に調節してください。
薄めが好きであれば水で薄めてもOKです。
個人的には、やや濃いめぐらいが実際食べるときにちょうどいいと思います。
作り方
■カオマンガイ
1.鶏肉はすべて水で軽く洗い、鍋に入れる。水1.2リットルをすべて入れ火にかける。
2.沸騰してきたら弱火にし、ぎりぎり沸騰するぐらいの火加減で灰汁をとりながら1.5~2時間煮込む
※あく取りの際は、浮いてる鶏の油をとり過ぎなこと。網目状のもので灰汁だけすくうようにしてください。
3.煮込んでる間に、キュウリを薄切り、プチトマトを半分に切る。
4.米を研いでおくおく。研いだらボールに移し、水を入れて最低30分は寝かせる。
4.鶏を2時間煮込んだら出汁を味見。油をよけてスープを味見して、しっかり鶏の味がついていればOK。
5.スープを計量カップに移す。このとき、浮いてる油をなるべく全部すくって計量カップに入れる。
6.計量カップのスープを冷蔵庫で常温まで冷やす。
7.水に浸しておいた米を炊飯ジャーにいれ、冷やしておいたスープをジャーのメモリで2合分の水量きっかり入れる。
※メモリには浮いてる油と水の境界線で合わせてください。
※なるべく浮いてる油を計量カップ側に残さず全部ジャーに入れてください。
8.煮込んだ骨つき鶏ももの皮を1枚剥いで炊飯ジャーにいれ一緒に炊く。(通常の白米の炊飯メニューでOK)
9.ご飯が炊けたら皿に盛りつけ、鶏肉も骨から取り外し、ほぐして盛りつけ。キュウリとトマトを添える
※パクチーがあれば添えておく。
■ソース
1.生姜をなるべく細かくみじん切りにする
2.刻んだ生姜と調味料をすべて混ぜて、ラップをせずにレンジで20秒チン
これで出来上がりです。
味の調節で酒を追加する場合は、再度20秒ほどチンしてください。
完成!!
いかがでしょうか!
これ、シンプルですが本当にご飯との相性がよく、肉もご飯もたくさん食べられます!
味に変化をつけるには、プチトマトと一緒に食べてみたり、キュウリと食べてみたり。
さらに、余った出汁はスープにしたり、雑炊にしたりと用途がたくさん。
ポイントは、濃い!と感じるぐらい出汁が出るまでしっかり煮ることと、米を炊くときの米とスープの分量、炊くときに皮を入れることでしょうか。ソースはアレンジしてペッパーチリやスイートチリ、ニンニクのみじん切りなど合わせて自分好みに仕上げるのもよいかもしれませんね。
ぜひ、筋肉の強い味方、タンンパク質と炭水化物を最高に美味しく摂取する「カオマンガイ」をお試しください!
(文/写真・スギちゃん)