イナゴのタンパク質含有率が高い!昆虫は「高たんぱく低カロリー」の選択肢として注目

 

昔は食べものが無くて食べていたはずの昆虫。しかし今、昆虫を食べることである「昆虫食」がトレーニーの間で時代を超えて注目されはじめている。食事において「高たんぱく低カロリー」これは身体を鍛えている猛者はもちろん、ダイエットに励む方にとっても重要なキーワードであるが、低コスト食になりえる選択として注目なのが昆虫。図にあるように、昆虫は牛肉よりもたんぱく質の含有率が高いのである。

 

■昆虫食はイナゴの佃煮が有名

昆虫食はイナゴだけに限らず、沢山種類があるのだが、日本ではイナゴの佃煮や蜂の子あたりが有名。

イナゴはバッタの仲間の昆虫であり、佃煮は醤油、砂糖、水飴などで味付けして煮た料理である。食味は一般的な佃煮と同じく甘辛い。わずかに、緑茶の茶葉のような爽やかな風味もある。歯ごたえは小エビに似る。
イナゴは長野県など、海産物が少ない山間部を中心に多く食用とされる。佃煮にされるのは、体長3センチメートル前後のイナゴの成虫である。関東の一部では売られている地域もある。

(引用:いなごの佃煮

 

見た目がグロテスクで無理とか、まずそうというイメージを持つ人も沢山いるが、食べてみると意外とイナゴの味は美味しい。食感は小エビ。そしてたんぱく質に限らず栄養価が高い。昆虫は見た目さえ慣れてしまえば、トレーニーにとって、これ以上ない最強の食材なのかもしれない。イナゴは具体的にどう調理をすればいいのだろうか。

 

■イナゴ佃煮の具体的な調理法(捕まえてから)

 秋に田んぼなどで大量に発生するイナゴを集める。また、イナゴ料理が盛んな地域では、食用としてイナゴの生体が市販されている場合もある。数日飼って糞出しを行ったのち、必要に応じて、ギザギザのある後ろ脚や羽を取り除き、ざるにいれて水洗いし、焙烙(ほうろく。素焼きの土鍋)などで炒ったあと大鍋で長時間熱湯で煮る。醤油や砂糖などの調味料を加え、更に数時間煮続けることで佃煮となる。

(引用:いなごの佃煮

 まず田んぼで集めてから、イナゴを1日か2日ほど絶食させて糞出しをさせるのは味的にも衛生的にも絶対にやった方がいいと言われている。そして、ギザギザのある後ろ脚もとったほうが、食べやすい。もちろん、面倒な人や脚に含まれるたんぱく質を食べないなんて、もったいない!というトレーニーもいるだろうから、それはもちろんお好みでOK。

 

もちろん今の時代はネットなどで佃煮を買うこともできるし、外食で昆虫を食べることもできるが、食費を抑える為には田んぼから大量に捕まえる所からはじめたいところ。しかしこの先、ネットやスーパーでイナゴなどの美味しい昆虫を安く買うことができれば、都心部でも気軽に昆虫を食べるトレーニーは増えるはず。そして絵的にも強そうである。「君トレーニングしているのに、高たんぱくの昆虫食べてないの?それやばくない?俺のイナゴチップス(素揚げ)いる?」近い将来、ジム内でそんな会話が行われ、昆虫を食べるトレーニー達の姿が当たり前になるかもしれない。

 

(文:編集部)

 

51B wZuvbbL. SL160  - イナゴのタンパク質含有率が高い!昆虫は「高たんぱく低カロリー」の選択肢として注目
お土産どんぐり長野
売り上げランキング: 79,133

このサイトをフォローする!