【筋トレ最高】体を動かすたびに筋肉からはさまざまな物質が何十種類も分泌されている

 001355 - 【筋トレ最高】体を動かすたびに筋肉からはさまざまな物質が何十種類も分泌されている

糖尿病や認知症予防まで!?筋トレがやっぱりすごい「5つの理由」

 意外と知られていませんが、筋肉量の低下は「疲れやすさ」に直結しています。「この頃、疲れがたまりやすくなった」「何日間も疲労感が抜けない」といった症状は、どれも筋肉が減ってきたせいだといえます。

(中略)

ある研究によって、筋肉には体を動かしたり支えたりする以外にも、重要な役割があることがわかってきています。それは「内分泌器官」としての役割。体を動かすたびに、筋肉からはさまざまな物質が何十種類も分泌されているのです。

(引用:http://tabi-labo.com/235586/muscletraining46-03/

 

 筋トレすること、体を動かす事による良い効果についてはトレーニーならば存分に実感しているわけですが、文化を形成できる次世代メディアTABILABOにて筋トレ効果として「5つの理由」が分かりやすくまとめられていたのでご紹介します。

 

その1:疲れが抜けないのは、筋肉量の低下が影響

意外と知られていませんが、筋肉量の低下は「疲れやすさ」に直結しています。「この頃、疲れがたまりやすくなった」「何日間も疲労感が抜けない」といった症状は、どれも筋肉が減ってきたせいだといえます。

学生時代がピークになりやすいのですが、大人になり仕事に追われ運動不足になると、どうしても筋肉量は少なくなってしまうものです。仕事やプライベートの予定が沢山あるのに、疲れてしまいどうにも頑張れない。楽しめない。というのは筋肉量を増やして解決する事ができます。

 

 

その2:筋肉は体を支えるコルセット 腰痛・ひざ痛を防げる

 たとえば、腰を支えているコルセットは、大腰筋、腹筋、背筋などの筋肉です。これらの筋肉が細くなってくると、体の支柱である脊椎を支える力が低下してきます。すると、上半身の重みに耐えかねて、だんだん姿勢が前かがみになってきて、腰椎に大きな負担がかかるようになるのです。

 姿勢が良い人というのは、それだけで筋肉がシッカリしている。筋トレをしている可能性も高い。街中で姿勢の良い歩き方をしている人には、「あのぉ。いきなりすみません。あなたの姿勢がとても良いですが、何か運動やトレーニングをされていますか?」と質問してみてもいいかもしれません。もちろん無視される可能性は大いにありますが、もし笑顔で筋トレも運動もしてますよ~!と返事をしてくれたら、ありがとう!筋肉最高!と親指を天に立てながらシャウトしお礼を言いましょう。

 

その3:糖尿病は「筋肉減少病」だった

 詳しく説明すると、食事はブドウ糖に分解されて血液に入った後、インスリンの働きによって筋肉に送られます。そこで、加工処理され、エネルギー源として使われていくわけです。したがって、筋肉量がたくさんあって、ブドウ糖を消費できれば、ブドウ糖が多少増えても問題は起こらないのです。

 糖尿病という恐い病気が世の中にはありますが、筋肉をつけておけばその危険性が少なくなりそうです。 不規則な生活や、不規則な食事を避けられないシーンというのは現実問題としてありますので、その蓄積から身を守る為には、時間のあるときにはこまめに筋肉に刺激を与え強化しておきたいですね。

 

その4:筋トレとウォーキングの二刀流で病気を防げ!

 筋トレは運動機能や体力の低下を防ぐことにつながります。そのほか、疲れやすさ、だるさ、冷え性、腰痛、ひざ痛、骨粗鬆症など、多くのトラブルを防ぐのに役立ちます。また、ウォーキングなどの有酸素運動は、代謝系・動脈系の低下を防ぐことになります。

 筋トレはウェイトトレーニングだけという訳ではなく、ウォーキングもある種の負荷の小さい筋トレではあります。筋肉のトレーニングですから。また、ウェイトのような速筋を多く使う筋トレでも、インターバルを考え追い込んだりすれば沢山汗が出て代謝系も動脈系も防ぐことはできるはず。つまり、汗をかくような運動も取り入れましょう!と言った感じではないでしょうか。ちなみにウォーキングも体の使い方(フォーム)など、面白く追求する部分は沢山ありますので、どちらも凄くいい運動、トレーニングなのは間違いありません。汗をかく事を意識して両方の価値をゲットしていきましょう。

 

その5:認知症予防に役立つ!?

 ある研究によって、筋肉には体を動かしたり支えたりする以外にも、重要な役割があることがわかってきています。それは「内分泌器官」としての役割。体を動かすたびに、筋肉からはさまざまな物質が物質が何十種類も分泌されているのです。たとえば、運動で体を動かすと、筋肉組織からイリシンという物質が分泌されます。そして、このイリシンは分泌されると血液を通して脳へ入っていき、脳内でBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質の分泌を促すのです。

 

 筋肉から様々な物質が分泌され、脳に良い影響を与えるという研究結果です。運動をすれば血流がよくなり、脳の状態が良くなる、学業の成績も良くなったということを解説している良書もあります。頭の回転をシッカリとさせて、長く健康的に生き抜くためには、筋肉を動かすことはとても重要と言うことですね。職場やクラスメイトに、なんでいつも筋トレしているの?と、もし不思議そうな顔で質問されたら、記事のURLを音速で送ってあげましょう。きっと筋トレや筋肉の価値に気づいてくれると思いますよ。

 

(文・編集部)

 

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