【RIZIN】激ツヨカワ!ウェイトトレーニングで新たな成長を実感するRENA、TKO勝利でメインを鮮やかに飾る

【RIZIN】RENAが必殺ボディブローでTKO勝ち、メインを締めくくる

 賞金総額1000万円の女子MMA(総合格闘技)史上最大規模で行われる今回の女子トーナメント。その1回戦でRENAと対戦するのは、アメリカの老舗総合格闘技大会KOTC(キング・オブ・ザ・ケージ)の前アトム級王者ウィン。

 RENAはマイクを持つと、「福岡の皆さん、初めまして。RIZINさんには2年前に第1試合で試合をさせていただいて、今日まさかのメインに選んでもらえて。勝ててよかったです。ここにいる皆さん、テレビで見ている皆さんにひとつお願いがあります。年末、絶対に優勝するので、男の中の男たち、そして女の中の女たちの戦いを見に来いやーっ!」

(出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000012-gbr-fight)

 2017年10月15日(日)「RIZIN  2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級(49.0kg以下)トーナメント1st ROUND -秋の陣-」、メインイベントとして行われた女子トーナメント1回戦 RENA VS ウィンの試合。RENA(シーザージム/シュートボクシング世界女子フライ級王者)はアンディ・ウィン(アメリカ/前KOTCアトム級王者)を執拗にボディブローで攻め、大会のメインを鮮やかなTKO勝ちで飾った。

 

 驚くのはRENA選手の現時点の強さもさることながら、数ヶ月前まで選手としてウェイトトレーニングをしていなかったという点だ。これは、大会前のインタビューで明らかになっており、総合格闘家としてパフォーマンスの伸びしろが存分にあることが伺える。

 

■ウエイトトレーニングを始めてから殴り方がしっくりきだしたRENA選手

 「ウエイトトレーニングを始めてからオープンフィンガーグローブでも殴り方がしっくりきだしたので、打撃全然いけるなって。昔は拳や手首が痛くて思い切り打ち込めなかったんですけれど、最近はガツッと行けるようになったのでそういう成長した姿を見せたい。オープンフィンガーグローブでのインパクトが分かったので、それを試してみたい。打撃でも行くし、もし寝技を狙ってくるなら……どうしようかな(笑)」(出典:http://efight.jp/news-20171014_269944 2017/10/14)

 

■6月にウェイトトレーニング姿を披露、未知なる世界へ踏み出した事を伝える

 

 また、6月8日の自身のSNSで発信した1枚の写真では、ウェイトトレーニングを行っている様子を披露しているのだが、その中に含まれていた以下のハッシュタグ#未知なる世界 #筋肉痛が楽しい #伸びしろしかない #相乗効果で練習がより楽しい の4つに注目してほしい。これらが#ウェイトトレーニングをキーとしてタグ連結させている意味である。

 「#未知なる世界」これはウェイトトレーニングというトレーニング方法が、自身の格闘キャリアの中で未知の世界であったという意味が濃厚なのだが、この時すでに筋肉の成長、格闘家の技術への成長に手ごたえを感じているとすれば、自身のパフォーマンスがより高まっている未知の世界(強さ)に進んでしまったという、激ツヨワールドへの進化、自身の可能性の興奮を抑えられない衝動ともいえる。

 

 さらに「#筋肉痛が楽しい #伸びしろしかない #相乗効果で練習がより楽しい」の3連コンボもあることで、ウェイトトレーニングの効果、あらゆるトレーニングの中の1つとしての役割であることをシッカリと把握できており、トレーニングの時間を存分に楽しめている状態。まさにトレーニーとして理想的なトレ状態であり、ますます強くなっていくことが予想できる。はたして今のRENA選手の筋肉に、死角はあるのだろうか。

 

 

(文・編集部)

 

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