【殿堂入り】IQレスラー桜庭和志、パイオニア部門でUFC殿堂入り「本当に受け継いでもらいたいのは技術ではなく心」
7月6日、ラスベガスで米総合格闘技UFCの殿堂入り式典が開催。総合格闘家の桜庭和志は、日本人初の殿堂入り選手となった。桜庭選手は1997年に日本（ 横浜アリーナ）で開催された「UFC JAPAN: ULTIMATE JAPAN」に参戦しているがその時のUFCでの勝利だけでなく、PRIDE時代にグレイシー一族を倒し続けた実力や、屈強な猛者と繰り広げた常にエキサイティングな試合内容の数々を重ねた。そしてエンターテイメント性でもファンを魅了し続けたことが高く評価され、「パイオニア」部門で日本人初の殿堂入りとなった。
【全文公開】桜庭和志、UFC殿堂入り!! 歴史的スピーチを読もう！
大きな選手に向かっていくボクの姿を通してお客さんの人生になんらかの影響を与えることができたとしたらプロとしてこれ以上の幸せはありません（歓声と拍手）
(中略) 常に練習を続け、いまだに技術を磨いています。共に練習している若い子たちに技術は受け継がれ、どんどん進化していくことでしょう。ただ、ボクは本当に受け継いでもらいたいのは技術ではなく心です。プロとしての誇りです（拍手）。お客さんに伝わる試合をすること、これからのファイターに送るボクからのメッセージです。（引用：http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1295031）
プロレスで育ってきた桜庭選手にとって、体重差で戦う事自体はお客さんを喜ばせるという意味で当たり前だったという。しかし総合格闘技（MMA）にとってそれは命取りにもなりえるリスクであった。桜庭選手は、そのリスクや競技として体重差は試合を大きく勝敗も左右し、勝つ難しさも痛感していたことを告白した上で、そのような数々の過酷な戦い方は後悔していないという。なぜなら、そういう試合をしてきたからこそ、自分の伝えたいメッセージをお客さんにインパクトを残せたことも事実だからだ。「桜庭和志」伝説の最強格闘家の1人としてその名は世界に刻まれた。
■桜庭和志がUFC殿堂入り
■Kazushi Sakuraba UFC Hall of Fame Media Scrum – MMA Fighting
■【PRIDE17】2001年
【PRIDE17】2001年・東京ドーム
桜庭和志vsヴァンダレイ・シウバ 煽りVand選手入場https://t.co/duDevOjdy1
桜庭・入場曲「SPEED TK RE-MIX」
シウバ・入場曲「Darude-Sandstorm」— 筋肉バカドットコム (@kinnikubaka) 2017年7月8日
(文・編集部)
