【強靱】『石浦』(26歳)入門時より体重15キロUP、戦う力士の姿へ!総合格闘技の経験を持つ最も体の小さい力士

 

■石浦、弾丸立ち合い 稽古休み返上で筋トレ3時間

 幕内最軽量ながら新入幕の九州場所で10勝の活躍を見せ、敢闘賞を受賞した石浦(26)=宮城野=が西前頭9枚目まで躍進。番付発表の26日は稽古休みを返上し、東京都大田区のゴールドジムサウス東京アネックスでトレーニングに励んだ。目指すのは、鳥取城北高時代に50メートルを6秒3で走った瞬発力を生かした弾丸のような立ち合いだ。ベンチプレスは200キロ、スクワットは260キロを持ち上げる強靱(きょうじん)な筋力。地道なトレーニングで、石浦がそのスピードにさらなる磨きをかける。

(引用:http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sumo/news/ )

 今回は、幕内最軽量の『石浦』が入門時から15kgUPし屈強な肉体へと進化した経緯がわかる動画を1つご紹介したい。高校、大学では輝かしい成績を残していた『石浦』なのだが、身長173cmで力士としては小柄。その為なのか、22歳の時に相撲の世界から一度引退している。そして好きだったという総合格闘家になるべくオーストラリアに移住を経験。しかし総合格闘家の道は3ヶ月で挫折することになった。「気持ちが中途半端で、あれでは何をやってもダメだったと思う」と当時の自分を振り返っている。

 

■中学の同級生が相撲取りとして頑張っている姿が目に映る

 一度目標を失った『石浦』は日本に帰ってくると、中学の同級生が相撲取りとして頑張る姿をTVで見ることになった。また相撲がやりたいという気持ちが沸くも、痩せてしまいブランクもあり、もう無理だと気持ちを押さえつける日々を送る。だが毎日相撲の中継を見ていたら完全に抑えきれなくなったという。そして、親父に決意の電話。「(力士の)プロに入りたいと思う」と。

 

 「人生一度きりで、まだぎりぎり入れる年齢。もし相撲をやらなかったら後悔するんじゃないかと。だったらやろうと、ただやるだけ」と今まで中途半端だった気持ちが、長年戦ってきた相撲の世界へと完全にギアチェンジ。NEW『石浦』となりアマチュア時代のポテンシャルをベースに凄まじい成長を遂げていく。ハードなトレーニングを地道に重ね白鴎にも認められていき、屈強な『石浦』へ。肉体(筋肉)は戦う力士の姿へと変貌を遂げ現在の躍進へとつながっている。入門当時の様子が分かる動画を是非ご覧頂きたい。

 

■【大相撲】最軽量力士・石浦 飛躍のウラに横綱白鵬

 

(文・編集部)

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