このエントリーをはてなブックマークに追加 2016年11月15日 | タイムライン, 取材, 遠藤大次郎 |

外資系ビジネスマン松本幸樹さん「マッチョの人が冬でもTシャツ一枚で街中を歩く気持ちが分かる」

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外資系ビジネスマン松本幸樹さん

(場所:東京都高田馬場駅前)

 

 「筋トレで得られるものは多かった」そう語るのは、外資系ビジネスマン松本幸樹さん(40歳)だ。夕方、まだビジネスマンや学生が多く行き交う中、東京の高田馬場で待ち合わせをした。ガッシリとした清潔感のあるスーツ姿。その衣服に潜む筋肉から放たれる生命力は決して隠せない。筋肉バカは遠目からあそこに立っているのが松本さんだと一目で分かった。近くのカフェに入り、松本さんが筋トレを始めたきっかけや、そこで得たものについて話を伺った。

 

 松本さんは千葉県出身で、地元は田舎町で自然が豊富な場所。夏には蛍が飛び、ザリガニ、クワガタを採ったりしていたという。18歳の時、大学進学のため、東京に上京する。そして大学院を経て23歳からアメリカ外資で営業として働く。現在は愛妻と3歳の息子との3人暮らしだ。

 

■183cm、60kg前半だった頃、痩せている事にコンプレックスを感じて筋トレをはじめた

 「もともと痩せている事にコンプレックスがありました。当時30歳で183cm、60kg前半。かなり細いですよね。ゴールドジムにいきたかったけど、その体でいく勇気がなかった……(笑)。だから家の近くの個人ジムで鍛えて、体重を10キロ増やしてからゴールドジムに行きました」

 

■ある程度鍛えていったものの、カルチャーショックを受ける

 「1年くらいコツコツ鍛えて10kgアップし、体重が70kgを超えたタイミングでゴールドジムに行きました。通っていたのはボディビルの聖地、中野のゴールドジムです。相当な超カルチャーショックでしたね。こんな人、いったいどこにいたんだっていうような鬼のようにデカい人が沢山いました(笑)」

 ボディビルに限らず、ジムで超絶的にデカイ人に遭遇した時の衝撃はとんでもないものがある。何を食って鍛えたらこんな体になるんだ? という震える世界だ。

 

■外国人ともコミュニケーションをとり、85kgくらいまで体を大きくした

 「職場は大手外資なので、日本人しかいなくて英語はそんなに使わないのですが、ゴールドジムは外国人が多くて、英語の勉強もしたいこともあり外国人に話しかけたりしていました。共通の趣味があると仲良くなりますね。一番鍛えていた頃は85kgくらいまでいきました。今は英語の勉強を優先していてジムに通う頻度は少なくなり少し細くなりましたが、筋トレをはじめだした頃から見ると最大でトータル20kg近くアップ。相当体つきは変わりました」

 

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(ジムに通い、全身の筋肉が強化されていった松本さん)

 

■世の中のマッチョの人が冬でもTシャツ一枚で街中を歩く気持ちが分かる

 「筋トレをはじめて一番嬉しかったのは、夏にTシャツ一枚で街中を歩く快感を味わえたこと。こんな快感があったのかと(笑)。そのせいで夏が待ちきれなくなりました(笑)。だから世の中のマッチョの人が冬でもTシャツ一枚で街中歩く気持ちが分かります。そして服を脱ぐ快感、というのはありますね!」

 

■なんだかんだいって仕事は頭と体力の両方が必要

 「日頃の時間や行動はコーディネートできますが、仕事は営業なので数字が命です。ジムに合わせたタイムマネージメントも営業数字さえ守れれば出来ます。ジムにいた人でボディビルとか週3~4回通って鍛える方は営業や外資系の仕事をしている人が多かった気がしますね」

 

 「やはりビジネスマンとして働いてきて感じるのは、仕事は頭と体力の両方が必要だということです。体力が劣ると、頭も回らなくなる。また、スーツを着る上で、胸が張っているのは、かっこよく着こなせる点で見逃せません。お客さんの第一印象が良くする事ができて、『頼りがいがある』と思われるのも嬉しい。それで話が弾むこともあったりして、筋トレで体を鍛える事で、ビジネスをする上でも非常に良い影響が生まれました。もちろんプライベートでもそれは実感しましたよ。トレーニングや格闘技をやっている人は回りにいて、自分と同じような考えで、体力やトレーニングをする時間がないと仕事がバリバリできないと言っています」

 

プライベートでの経験について、少し踏み込ませて頂いた。筋肉を鍛えるとどうなるのか。

 

■一般的な女性の中にもマッチョフェチがいる

 「日本ではマイノリティだと言われていますが、隠れマッチョフェチは実際います。一般的な女性の中にいて、飲み会とかでは、筋肉にそれほど興味がない人でもネタになるので触ってきたりしてコミュニケーションするわけですが、そこで本当はマッチョが好きな女性だったということが分かったり。うーん、筋トレをはじめたことで得られるものは多かったですね(笑)」

 

その含みをもった言葉と松本さんの爽やかな笑顔から、筋肉バカは多くを感じ取った。(キリッ)

 

■筋肉を維持するのはそれなりに大変

 「85kg当時の筋肉を維持するためには、トレーニング、食生活、カロリー計算が必要。あまり好きなものを食べられなかったので、そこは大変でした。服も既製品が着られなくなります。Tシャツなら伸びるから着られますが、スーツはオーダーメイドで対応していました。結婚してからは衣服代はあまりかけなくなりましたけど。あと、日本だからですけど電車の席に座るのは気を使いましたね、お尻は簡単に入るけど、肩が当たってしまったり(笑) 超汗っかきになるのも気を使うので、お店の種類によっては恥ずかしかったりしました。夏はハンカチやタオルは必須ですね」

 

■筋トレでも何でも継続してやりとげるマインドをもっている人は凄い

 「当時、中野のゴールドジムでお笑い芸能人の春日さんが筋トレしているのを見かけたことがありました。ベンチプレス40kgくらいでヒーヒー言っていて、横で見ていた時、まさか将来あそこまで体が変わるとは思わなかった。春日さんすごいなと思います。ボディビルで大会に出るとなれば、当然ジムに週何回も通う必要があり、多忙な芸能活動をしながら継続してあの体を作っていったのは凄いですね。やはりどこの世界でも成功できる人って継続してやりとげるマインドをもっていると思いました。もともとコンプレックスではじめた筋トレでしたが、いろんなことを経験し学べました」

 

 筋トレで体を鍛えたことで仕事でもプライベートでも多くの経験をしてきた松本さんの話はとても貴重だった。体を鍛え仕事もバリバリと頑張る松本さんのような筋肉リテラシーの高い男性は、ビジネスマンとしても父親としても頼れる存在だ。

 

(文・遠藤 大次郎 写真・筋肉バカドットコム)

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